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まちの話題

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奈良県吉野町

◆HEARTWARMING 温かい支援に感謝
◇吉野さくらWAON寄附金 利用金額の一部を吉野桜基金へ
イオンリテール株式会社より、吉野桜基金に対して寄附金が贈られることとなり、寄附金贈呈式が7月10日に吉野町役場にて行われました。
イオンが展開している電子マネーサービスの一つであるご当地WAON「吉野さくらWAON」は、2011年に締結した、吉野町とイオングループでの産業振興・観光振興および地域の発展を目的とした業務提携の一環で実施されているもので、利用額の0.1%が寄附金として桜の保全などに役立てられています。今年は1,467,815円が寄附され、これまでの累計額は19,220,256円となりました。
贈呈式では、イオンリテール株式会社近畿カンパニー奈良東大阪事業部の柏部長より寄附目録が中井町長に手渡され、それを受けて中井町長が感謝状と吉野杉製の記念品を贈りました。

◆for Yoshino’s future 吉野の未来のために
◇安心して生活できる社会に 令和6年度吉野町差別をなくす町民集会開催
奈良県では、7月を「差別をなくす強調月間」として、差別や人権侵害をなくす取り組みを進めました。この取り組みは、あらゆる差別をなくすため、県内の各関係機関・団体の緊密な連携のもと、さまざまな機会や場を通じた教育・啓発活動を推進して、人権尊重意識の一層の普及・高揚に努めることを目的としています。
吉野町においては、この取り組みの一環として、7月21日、吉野町中央公民館大ホールで「差別をなくす町民集会」が開催され、197名が参加しました。開会行事では関係者の挨拶、趣旨説明の提案があり、今日的な差別や人権侵害の状況についての説明と、インターネットやSNS上での「詐欺」に対する注意喚起が行われました。また、障がい者問題をテーマにした、実話にもとづく映画「桜色の風が咲く」が上映され、あらゆる人権問題を考える機会となりました。町民の皆さんにおかれましても、「毎月11日は人権を確かめあう日」の実践を積み重ね、地域を見つめながら一人一人が大切にされ、お互いに安心して生活できる「人権のまちづくり」にむけ、引き続き、取り組みの推進をお願いします。

◆International Cooperation よしのびと☆キラリ
◇ネパールで教育従事 仲本インカエンジェリィナ氏(吉野町出身)
仲本インカエンジェリィナさん(大淀町)が独立行政法人国際協力機構(JICA)海外協力隊としてネパールに体育教員として従事することとなり、7月24日に町役場を訪れ、中井町長や土居教育長に派遣を報告しました。
吉野町で生まれ育った仲本さんは中学校卒業後、京都の高校へ進学。大阪教育大学を卒業したのち、2021年4月から母校吉野中学校や智弁学園で体育講師として教員生活を送りました。高校生の頃に聞いた元JICA海外協力隊の方の話に感銘を受け、幼いころから親しんできたスポーツを生かして途上国のために力になりたいと志望。現地の人と同じ言葉を話し、同じものを食べ、一緒に汗を流すことで信頼関係を築いていきたいと意気込みます。
ネパールで勤務する学校は首都カトマンズから車で約30分の古都パタンにある公立校で、年長児から高校3年生に相当する子どもたちに保健体育を教えます。
中井町長は、「歴史ある吉野で育ったことを誇りに思いながら2年間の活動を無事終え、現地で得た知見を活かしてふるさとや日本社会に還元してください。」と激励しました。

◆NATIONAL TREASURE 次世代へ継承
◇国宝仁王門基壇の調査進む 7月27日 保存修理工事現場見学会 金峯山寺
保存修理中の金峯山寺仁王門(吉野山)の解体が終わり、基壇部の発掘調査が進む中、現場見学会が行われ、町内外から約220人が訪れました。7月から調査がはじまり、礎石直下の状況を調査する中、仁王門南西側では岩盤の上に礎石を据えていることが判明。通常は岩盤を削ってその上に版築層を設け、礎石を据えると説明があり、見学者は出土した遺物の年代など、熱心に質問していました。北西側の基壇は盛り土の状態から創建当初のままと考えられ、今後、年代を特定できる遺物の発見が期待されます。

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