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新庁舎の整備に向けて

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奈良県吉野町

■吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会が中井町長からの諮問に対して答申しました
8月2日、吉野町中央公民館5階閲覧室にて、吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会答申式が開催されました。

◆そもそも現在の本庁舎ってどんな状態?
耐震性が確保されていない現本庁舎は、建築から約65年が経過しており、建物の老朽化が顕著に見られ、災害時の業務継続、住民窓口としての機能継続に大きな支障をきたす可能性があります。また、駐車スペース等の不足による災害対策拠点としての機能発揮、住民サービス向上が困難な状況にあります。

◆そこで、新庁舎の整備・検討について議論するために
透明性を確保した形で議論をするため、令和5年11月30日、町長の諮問機関として、学識経験者5名、住民の代表11名(区長理事会6名、公募2名、無作為抽出者3名)計16名の委員を委嘱し、新庁舎の基本構想案(※)を策定する「吉野町行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会」(以下審議会)を設置しました。審議会では、同審議会設置要綱に基づき、上記基本構想案の策定のため、計8回の審議を重ねてきました。

※基本構想とは、現役場の課題等を把握・整理し、新庁舎整備の必要性や実現に向けた基本理念、候補地等についての考え方を整理し、まとめたもの

第1回 11/30
・新庁舎の整備に関するこれまでの経緯・答申までの流れの説明
第2回 12/25
・災害への備えについての講演
・町の危機管理体制等について(説明)
第3回 1/31
・町の行政サービスの変革について
・将来の行政サービスについての講演
第4回 2/27
・今後のまちづくりのデザインやコンセプトに関する講演
第5回 3/24
・第4回審議会の論点の整理
・庁舎機能の「分散化」と「集約化」について
第6回 4/25
・第5回審議会の「審議の深掘り」
・新庁舎整備候補地の選定
第7回 6/4
・第6回審議会の補足について
・基本構想案の策定について(答申案)
第8回 7/10
・吉野町新庁舎整備等基本構想案の策定について(答申案)

◆審議会で合意した新庁舎検討場所は…旧吉野北小学校(跡地)
審議会では、災害対策拠点機能、行政サービスの変革、持続可能なまちづくり等について協議し、総合的な観点から新庁舎整備検討場所として、「旧吉野北小学校跡地」を活用することで合意形成されました。
これらの審議を踏まえ、審議会で策定した「吉野町新庁舎整備等基本構想案」が委員長である中川幾郎氏から中井町長に答申書とともに手渡されました。

答申式では、中川委員長から吉野町新庁舎整備等基本構想案について説明があり、「行政サービスの変革と新庁舎の整備を進めるにあたっては、本審議会の意見が十分に反映されるよう本答申を尊重していただきますとともに、より多角的な検討を進め、最善の努力をされるよう要望します。」と中井町長へメッセージを送りました。
答申を受けた中井町長から審議会への御礼の挨拶があり、「これからのまちづくりのスタートラインに立った」と新庁舎整備に向けて真摯に取り組んでいく決意を表しました。今後、議会や住民に向けて説明会等をおこない、具体的な基本構想を示していく予定です。

答申式の詳細や、これまでの審議会の内容については、町ウェブサイトをご覧ください。
【URL】https://www.town.yoshino.nara.jp/oshirase/soumu/post-410.html

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