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まちの話題

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奈良県吉野町

◆Yoshino’s Treasure 吉野のタカラモノ
◇“光る君”にとっての吉野 20周年シンポジウム「光る君からの贈りもの」
今年の吉野大峯世界遺産登録20周年を記念して行われているイベントの一つとして、11月17日に吉野山でシンポジウム「光る君からの贈りもの」が開催されました。これは、平安時代に金峯山詣をした藤原道長の人物像や古代から人々をひきつけてきた吉野・大峯の魅力を語り尽くすもので、中井町長や同志社女子大学の朧谷寿名誉教授、金峯山寺五條良知管領、芸人で寺・仏像研究家のみほとけ氏らが登壇しました。
基調講演では、朧谷氏が「藤原道長と紫式部」と題して2人の関係性を解説しました。その後のパネルディスカッションでは吉野町の観光大使である南かおり氏をコーディネーターとして、大河ドラマ「光る君へ」にも描かれた道長の金峯山詣(御嶽詣)などについて、パネリストそれぞれの立場や見識から討論が行われました。
また中井町長は、令和6年3月に国宝に指定された道長直筆の写経(金峯山経塚出土紺紙金字経)についても、吉野町の大きな魅力の一つとして今後さらに発信していきたいとアピールしました。

◆for Yoshino’s future 吉野の未来のために
◇世界遺産のこれから 11月30日世界遺産登録20周年記念フォーラム
「世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』登録20周年記念フォーラム次世代への継承と未来への展望」が吉野町中央公民館で行われ、約150人が集まりました。
吉野町をはじめとした「紀伊山地の霊場と参詣道」を有する9つの自治体の町村長や教育長と金峯山寺五條良知管領、山下奈良県知事が登壇した当日は、次世代への継承のために現状と課題を共有し、その解決に向けて様々な意見が出されました。
中井町長は、登録20周年となった令和6年の町としての取り組みを紹介するとともに、担い手不足などの課題解決に向けて、世界遺産エリア一体での連携による一層の協力を呼びかけました。

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