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耕作放棄茶園再生プロジェクト 三年晩茶の原料収穫

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奈良県天理市

大和高原でも有数のお茶の産地だった福住校区。今では生産されている農家もわずかになっています。現在、高原地域で進行中の大和高原「福住村」プロジェクトの一環として、耕作放棄された茶園を復活させようという取組みが進められています。
2月14日、30年以上耕作放棄されていた茶園で、地域のみなさんによる収穫作業が行われました。大和高原でこうした放棄茶園の再生に取組まれている健一自然農園の伊川健一代表からレクチャーを受けた後、のび放題となった枝などを丁寧に刈取っていきました。やまだこども園の園児や、福住小中学校の児童も見学に訪れ、伊川さんは子どもたちにお茶の歴史や福住小中学校の校章は茶の実がデザインされていることなどを説明しました。
茎から刈取った茶木は、粉砕焙煎され、加工して「三年晩茶」に生まれ変わり、販売していく予定です。
今後、プロジェクトでは、地区の茶畑を復活させながら、「新茶」と「三年晩茶」の双方を継続して収穫できる体制を整えていきます。

三年晩茶:3年以上ゆっくり大きく育てた茶木を茎ごと刈取り、機械で砕いて薪火で焙煎して、半年ほど寝かせて発酵させ、出荷前にさらに火入れしてできあがる番茶です

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