■油断大敵!知っていてもだまされる!?“還付金詐欺”
県内で市役所や役場職員を名乗って「介護保険料の払戻しがある」などと言って電話をかけてくる還付金詐欺の被害が急増しています。
被害者の約9割が60歳以上で、「還付金詐欺」という犯罪があることは知っていたのに、まさか自宅にかかってきた電話がその詐欺の電話だと思いもよらずに被害に遭っています。
▼ありえません 還付手続き ATM
・電話の相手が親切丁寧でも信用しない!
・生年月日を知っていたり、書類を送ったと言われても信用しない!
・電話で「お金」の話がでれば詐欺!すぐに警察へ通報を!
【被害事例】
60歳代女性の自宅固定電話に市役所職員を名乗る男から「介護保険料の払戻しが2万円ほどあります。書類を送っていますが届いていませんか」などと電話があり、続いて金融機関職員を名乗る男から電話で「コロナのため窓口の利用ができません。手続きのためにATMへ行ってください」と言われ、女性がATMへ赴き、払戻金受取りのための手続きと信じて、電話で指示されたとおりにATMを操作したところ、見知らぬ口座に現金約100万円を振り込まされました。
▼電話を信じた理由(被害者談)
・書類を送ったと言われた➡送られていないものを「送った」と言って、動揺させるためです。
・ATMの手続きに詳しかった➡犯人にはマニュアルがあるので、本物の職員のように詳しいのです。
問合わせ:天理警察署
【電話】62-0110
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