地震や台風、ゲリラ豪雨など自然災害が多い日本で、災害から身を守るためには日頃からの備えが重要です。
今年は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から、100年の節目に当たります。関東大震災は、日本の首都圏で発生し、未曽有の被害をもたらした大きな震災です。
防災の日は、関東大震災の日にちなんだものであり、震災からの教訓を忘れず、日頃からの備えを確認する大事な日ですので、この機会にもう一度防災について考えましょう。
■家庭での備え
▼備蓄品の準備はできていますか?
飲料水、非常食(缶詰、ビスケット、アルファ米など)、携帯ラジオ、懐中電灯、ティッシュペーパー・トイレットペーパー、救急セット(ばんそうこう、包帯、常備薬)、生活用品(衣類、毛布、タオル、カイロ)など
☆非常時にはスーパーやコンビニで食品が手に入らないことが想定されます 最低でも3日分の食品を家庭で備蓄しておくことが重要とされています
☆リュックサックなどに入れておき、すぐに持ち出せる場所に置いておきましょう
☆日頃から家庭で話し合い、必要最小限のものにして、1度背負って重さを確認しましょう。また、年に1度は点検を行いましょう
○用意しておくとさらに安心!
備蓄品にマスク・手指消毒液・体温計・ゴム手袋・ウエットティッシュなどがあると安心です。
▼避難先・避難経路の確認はできていますか?
普段安全な道路でも、災害時には危険な状況があります。自宅から避難所までの経路の確認をしておきましょう。
☆避難所以外にも親戚・知人宅への避難も有効な手段です
▼安否確認の方法を決めていますか?
日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合っておきましょう。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡が取れない場合もあります。
☆災害用伝言ダイヤルなどのサービスを確認しておきましょう
■避難する時に
▼非常用持ち出しバッグの準備はできていますか?
貴重品(現金、通帳、印鑑、健康保険証、運転免許証、携帯電話(充電器))、救急用品など
■総合防災マップ
▼天理市総合防災マップを確認しましょう
自宅が災害の危険な区域に入っていないか確認しましょう
■避難指示で必ず避難しましょう
令和3年5月より避難勧告が廃止され、避難指示に統一されました。「警戒レベル4」・避難指示で危険な場所から避難しましょう。
☆避難所に行くことだけが避難ではありません。安全が確保されていれば避難の必要はありません。安全な知人・親戚宅への避難も有効な手段です。
■防災情報を入手できるツールを活用しましょう
▼停電情報アプリ
関西エリアでの停電の発生・復旧情報や作業の進捗状況をスマートフォンで確認できます
▼e~メール天理(安全・安心メール)
防災情報(地震・気象)や避難情報が発生・発令された場合、パソコンや携帯電話、スマートフォンにメールで配信します
▼ひとりひとりにあった情報をお届け~Yahoo!防災速報アプリ
災害に関する情報、ライフラインに関する情報などの緊急情報を配信します
問合わせ:防災安全課
【電話】内線404
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