救急車の出場件数は増加傾向にあり、高齢化の進展などにより、今後も増えていくことが見込まれています。救急車の出場件数が増えることで、救急車が現場に到着するまでに要する時間も伸びてきており、一刻を争う事態が発生したとき、救急隊の到着が遅れてしまうおそれがあります。
救急車を呼ぶか、自ら病院へ行くかで迷ったら、大人の場合は奈良県救急安心センター相談ダイヤル(#7119)、子ども(15歳未満対象)の場合は子ども救急電話相談(#8000)を使っていただくことで、緊急性が高いときには救急車の要請を、そうでないときは看護師などから症状などに応じたアドバイスが受けられます。こうすることで、緊急性の高い傷病者の元にいち早く救急車が駆けつけることができるようになります。
隠れた重症者を発見し、手遅れにならないように、一刻も早く救急搬送につなげることも奈良県救急相談ダイヤルの重要な役割です。
■こんなときに電話をしてください
・なんとなく様子がおかしいけど、こんな症状で救急車を呼んでいいのだろうか…
・救急車なんか呼んだら、近所の噂になってしまう…
・夜中にサイレンを鳴らして救急車がきたら、近所迷惑になりそう…
■救急車を呼ぶ前に奈良県救急相談ダイヤルを利用しましょう
〔奈良県救急相談ダイヤル〕
・奈良県救急安心センター相談ダイヤル #7119
・子ども救急電話相談(15歳未満対象) #8000
問合わせ:天理消防署 救急課
【電話】62-3322
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