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自治体の皆さまへ

新年あけましておめでとうございます

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奈良県天理市

○天理市長 並河健

新年あけましておめでとうございます。
昨年は、約3年に渡る感染対策の節目となりました。一方で世界的な物価高騰の影響が、コロナ禍の傷を癒すべき市民生活や社会経済活動に大きな影を落としました。この間、引続き感染症への対応をいただいた医療従事者等の皆さまをはじめ、制限されていた社会経済活動やイベント等、地域における人の繋がりの再開・回復に向けて、ご尽力いただいた全ての皆さまに感謝を申し上げます。

政府は子育て分野において「従来と次元の異なる子ども・子育て政策を実現し、社会全体の意識を変える」と大きく打出しています。本市も加速し続ける少子化への対策を喫緊の課題と捉えて「こどもまんなか応援サポーター」を宣言しました。日本社会全体での出生率改善に効果的な施策を見定めつつ、今後も引続き総合的な施策を実行していく上で、経済的支援に加えて、本市がもつスポーツや歴史文化、農業、自然環境、地域コミュニティなどの社会資源をみんなで活かす必要があります。しかしながら、コロナ禍によって「地域社会の支え合い」は少なからず制限されてきました。これらの課題と地元の強みに着目した取組の一つが「みんなの学校プロジェクト」です。天理で学び育つことの付加価値を創造し真の郷土愛を育むこと、子どもたちの笑顔を中心に学校を改めて地域の絆づくりの拠点とすることが目的です。その為には、悩みを抱える家庭に対するケアと、教師が子どもたちに向き合うことに集中できる環境も重要であり、その役割を担う「こども応援・相談センター」を4月に開設できるよう準備を進めています。本年も持続可能かつ未来に希望を持てる共創の町づくりに全力を注いで参ります。

○天理市議会議長 大橋基之

新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
旧年中は、市議会に対する温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。年頭にあたり、市議会を代表して謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

さて、昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが5類感染症に移行し、私たちの生活も、本格的なポストコロナの時代を迎えました。市内におきましても、様々なイベントの再開等によって、停滞していた社会経済活動に明るい兆しが見えてまいりました。
一方で、一昨年から続く物価高騰は市民の生活に大きな影響を与えております。さらに少子高齢化に伴う人口減少や、デジタル社会の進展、環境問題など、私たちを取り巻く社会環境は急速に変化しており、行政は様々な課題に対応していかなければなりません。
本市は、今年市政施行70周年という輝かしい年を迎えます。市議会といたしましては、市民の皆様に、新しい時代に向かっての明るい展望を持っていただけるよう、理事者と協議、協力しながら、安心安全で、住みよい天理市の実現に向け、邁進する決意でございます。
どうか今後とも市政発展のため、なお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方にとって今年が良い年となりますよう祈念申し上げまして、新年の挨拶といたします。

■令和5年天理市の主な出来事
2月
・マテリアルリサイクル推進施設建設工事開始
・天理ブランド食品・工芸品部門新たに5品認定

3月
・イチカプラスの寄附金で笑顔に
・プラスチックごみゼロ宣言

4月
・スマホで簡単手続ぴったりサービス開始

5月
・上皇ご夫妻「なら歴史芸術文化村」をご訪問
・ロックミュージシャンМIYAVI(ミヤビ)さん福住小中学校で特別授業

7月
・俳優の加藤雅也さんが教育政策特別顧問に就任
・姉妹都市瑞山市(韓国)、韓国教育支援庁と国際交流事業再開
・こどもファストトラック開始
・コフフンFES未来ステージ
・耕作放棄茶園再生プロジェクトによる里山三年晩茶が販売開始

9月
・こどもまんなか応援サポーター就任

10月
・瑞山市中学生との国際交流事業を再開
・ラグビーワールドカップ2023

11月
・天理のイチョウ並木をライトアップ「ほこてんり」

12月
・AI(エーアイ)デマンドタクシー社会実験開始

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