■体の一部を怪我し出血した場合
出血を止めるには、すぐに出血箇所に布などを当てて、上から強く10分以上圧迫しましょう。出血箇所より心臓に近い場所を細いひもや糸で縛ると、出血を助長させる恐れがあるため、やめましょう。
■やけど(熱傷)をした場合
受傷後、すぐに患部をきれいな流水で冷やします。氷や冷却パックを使うと冷えすぎてしまい、患部を悪化させることがあります。靴下や衣類を着ている場合、着衣を脱がすことにより、水ぶくれが破れて状態を悪化させることがあるため、着衣ごと冷やすようにしましょう。
■発熱がある場合
体温を下げるには、脇やそ径部(足の付根)を冷やすことが有効です。脇やそ径部には、心臓に戻る太い血管が通っており、おでこを冷やすよりも効率的に体温を下げることができます。
・判断に迷ったら救急車を要請し、到着を待ちましょう。
・正しい応急処置を行い、救急隊員に引継ぐまでに状態の悪化を防ぎましょう。
・いずれも、家庭内で対処を完結させる目的ではなく、できるだけ早く、病院受診を行いましょう。
問合わせ:天理消防署 救急課
【電話】62-3322
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