源氏物語の注釈書『湖月鈔』で知られる北村季吟は今年生誕400年を迎えます。彼は俳諧師として一門をなし、晩年には江戸幕府の初代歌学方にも就いた多才な文化人でもありました。そして、その俳諧の門弟に松尾芭蕉がいます。古典や和歌を通じた人格錬磨を俳諧師にも求めた季吟。その門から出でて風雅を追求し、師風を離れて独自の世界を築いた芭蕉。本展覧会では、季吟と芭蕉の自筆資料を中心に展示し、この師弟の人生を辿ります。
■展覧会
日時:10月23日(水)~12月2日(月)9時30分~16時30分(入館は16時まで)
☆毎週火曜日は休館(11月26日(火)は開館)
場所:天理大学附属天理参考館
費用:
大人500円(20人以上の団体は400円)
小・中学生・高校生300円
■記念講演「北村季吟の俳諧とその影響力」
日時:11月23日(土・祝)13時30分/13時開場
場所:天理参考館研修室
講師:佐藤勝明さん(和洋女子大学教授)
定員:100人(要入館券)
☆11時から天理参考館入口にて整理券配布
問合わせ:天理大学附属天理図書館
【電話】63-9200
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