水需要の減少に伴う給水収益の減少や水道施設の老朽化による更新需要の増加、職員の減少による技術力の低下など水道事業を取り巻く環境が厳しくなっています。このことから安全で安心な水道水を将来にわたって持続的に供給するため、奈良県と市を含む県内26市町村により「奈良県広域水道企業団」が令和6年11月1日付けで設立されました。県域の水道事業を統合し経営の効率化を図ることにより、市が単独で水道事業を経営するよりも、将来の水道料金の値上げ幅を抑えることができます。
令和7年4月から企業団として事業を開始するにあたり、現在使用されている水道の給水契約は企業団に引き継がれますので、改めて手続きを行う必要はありません。また、現在の天理市上下水道局は、「奈良県広域水道企業団天理事務所」に名称変更しますが、事務所の場所や電話番号の変更はありません。
問合わせ:上下水道局総務経営課
【電話】内線809・804
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