◆アンコンシャスバイアスとは?
アンコンシャスバイアスという言葉を知っていますか?日本語では、「無意識の思い込みや偏見」などと表現されている概念です。
アンコンシャスバイアスが注目されるようになった背景には外国人就労者の増加、働き方や属性の変化、性的マイノリティへの関心など、社会における多様性が広まったことなどが考えられます。
「私は偏見など持っていない」と思われるかもしれませんが、こうした考えは誰もが持っていると思われます。
例えば、「単身赴任中と聞くと男性を思い浮かべる」、「普通(たいてい)は××だ」、という言葉を使うなど、誰もが思い当たるのではないでしょうか。問題なのは、「きっと相手はこう思っているはず」、「話さなくてもわかってくれるはず」といった無意識の思い込みを持っていることです。なぜなら、これは、相手を傷つけたり、誤解を生んでしまう可能性があるからです。
改善策として、お互いが「もしかしたら相手はこう思っているかもしれない」、「一度、確認してみよう」という意識があれば、思い込みや誤解を生むことなく、コミュニケーションが取れるはずです。この機会に今一度、他者とのコミュニケーションのあり方を考えてみませんか。
問合せ:人権推進課
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