※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。
(1)第6回 防災訓練 避難所開設訓練を行う!
~上龍門地域まち協~
11月5日(日)、まち協が中心となり自治会長にも参加いただき、災害時における避難所の開設訓練を実施しました。公助での支援では、細かなところまで対応が行き届かないことが想定されるので、地域の力、共同体の共助が必要になってきます。これを今回のテーマとして、訓練を実施しました。
訓練では、避難所での受付と誘導のやり方、また、集会室での避難者の居室エリアの作り方、そのための段ボールベッドや簡易トイレ・テントなどの設営を含めた資機材の取り扱い訓練を行いました。避難してきた方が、安心して、落ち着けるような工夫などを、実地訓練をしながら学びました。
まち協では、地域の安全・安心のために、災害発生時の対応力をより高めていくことが重要として、今後も防災訓練を取り組んでいきます。
(2)「わが地域じまん祭(さい)」 賑やかに開催
~大王地区まち協~
11月19日(日)、会場の農林会館は時々薄日が射してイベント日和になりました。当日は、小さな子どもたちから高齢の方まで約250人が来場し、見て、聴いて、知って、買って、食べて、交流する盛りだくさんの楽しい時間になりました。
9回目を迎えた「わが地域じまん祭」は、当まち協の一番大切な事業で、コロナ禍でも感染対策を行い実施してきました。地域内のいろんな自慢を紹介し、地域をつないで人々が交流する祭りです。
会場では、安くて新鮮な地元野菜が人気で、大きな白菜や大根を手に抱えた人の長い列ができました。音楽ショーが始まり、来場者はアマゴの塩焼きや焼き芋、ホット珈琲、焼き菓子などを食べたり、写真や工芸作品の展示などを楽しみました。
子どもたちに人気だったのは、メダカすくいです。最初は破れてしまったポイも再度挑戦して5匹以上すくう名人級の子がたくさんでき、嬉しそうに釣果を見せてくれました。
最後のお楽しみ抽選会では、当選された方の名前が読み上げられると、会場が盛り上がりました。来場した方からは「大勢の人が来ていて、私も楽しませてもらいました」と話してくれました。
(3)向渕の宝 すずらん
~向渕地区まち協~
11月19日(日)、雪が積もった向渕地区「すずらん山」で、山の保全とすずらんの育成を目的とした群生整備と除草作業を実施しました。
大和高原ですずらん群が見られるのは2か所。その1か所が「向渕すずらん群生地」です。また、すずらんの自生地として昭和13年に国の天然記念物に指定されており宇陀市の花でもあります。
この事業は、当まち協に在籍する役員・自治会・向渕すずらん保存対策委員会など向渕地区全体と、宇陀市が協力し合いながら年2回実施されています。
毎回、市から委託された専門家の方から指導をいただき、前回6月にはすずらんの茎や葉部分に傷が付かないように注意しながら除草作業を行いました。
今回は、県道沿いの臨時駐車場とすずらんの根を育てるために、対象地2か所の雑草とすずらん全てを刈り取り整備しました。
諸先輩方の継続した保存活動の賜物が、過去から現代に引き継がれている証として、毎年小さく可愛い花が咲いています。
これからも可憐な姿を私たちに見せてくれることを願い、地域全体で協力しながらがんばります。
問合せ:政策推進課
【電話】82・3910【IP電話】88・9094
<この記事についてアンケートにご協力ください。>