令和5年度 宇陀市の決算と財政状況報告(1)

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令和5年度の宇陀市の決算がまとまり、9月の議会定例会で承認されました。皆さんから納めていただいた税金や負担金、国県からの補助金などの収入がどの程度で、どのように使われたのかをお知らせします。

【一般会計　歳入】
歳入では、国庫支出金や市税などが減少したものの、県支出金や地方交付税などの増加により、前年度決算額に比べて約7.2%の増となる217億4,948万円となりました。自主財源となる繰入金や諸収入などが増加し、依存財源である国庫支出金などが大きく減少したことにより、市税等の自主財源の割合は前年度と比べて0.6ポイント増の25.3%、国費・県費等の依存財源の割合は74.7%となりました。

【一般会計　歳出】
歳出では、公債費などが減少したものの、人件費や物件費などが増加したことにより、前年度決算額に比べて8.1%の増となる210億8,501万円となりました。その結果、差し引き6億6,447万円の黒字となり、令和6年度予算へ繰り越しました。

◆特別会計
特定の事業を行う場合、また特定の歳入をもって特定の歳出に充て、一般の歳入歳出と区分して経理するために、条例により設置している会計です。住宅新築資金等貸付事業を除く会計は黒字でした。