■世界人権宣言76周年
今から、76年前、1948(昭和23)年12月10日、国連第3回総会において、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として、「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言は第二次世界大戦の深い反省のもと、戦争を二度と繰り返してはならないという教訓から生まれた宣言です。
世界人権宣言には、世界に通用する基本的人権尊重の原則が定められており、世界各国の憲法や法律にも取り入れられています。また、世界人権宣言をもとに多くの人権条約が制定されています。さらに、地球上の誰一人取り残さないことを目指して2015(平成27)年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」も世界人権宣言をその基礎の一つとしています。
そして、個人としても一人ひとりの人権意識を高め、できることを考えていくことが大切です。日本では、12月4日~10日を人権週間としています。この機会に、身近な人権問題について考えたり、世界中の誰もが基本的人権を有していること、平和に暮らす権利があることに思いを巡らし、人権を尊重するまちをつくっていきましょう。
問合せ:人権推進課
【電話】82・2147【IP電話】88・9077
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