文字サイズ
自治体の皆さまへ

全世代が住み続けられるためのまちづくり

10/59

奈良県宇陀市 クリエイティブ・コモンズ

■ドローンによる日用品配送の実証実験
次世代技術を利用した県内産業の振興などの解決を図ることを目的とした奈良県の事業に買い物支援に取り組む宇陀市が実証実験の場として行われました。

(1)11月7日からドローンによる日用品配送の実証実験を、室生西谷地域で行っています。実験初日は、飛行出発場所の室生こもれび市場駐車場で、地元の方に、関係者による事業の概要説明とドローンの公開を行いました。使用するドローンは、縦横約3mの大きさで、30kgまでの荷物を運ぶことが可能です。ドローンの説明の後、市内の商業施設Aコープの商品を積んだドローンが室生西谷地域に向けて飛び立ちました。
(2)11月9日は、旧西谷小学校でドローン実演会を開催しました。今回使用するドローンや農業用ドローンの実演のほか、小型のドローンの操縦を体験することができました。

■自動運転バス・手動運転カートによる実証実験
11月6日~23日にかけて、自動運転バス1台と手動運転カート2台により、通院や買い物といった日常生活を支える新たな移動手段を検討するため、榛原天満台地域を中心に、実証実験を行いました。

(1)自動運転バスは、昨年度の実証実験から得られた意見等を基に、天満台東三丁目バス停から榛原駅北口をルートとして、昨年より一回り大きい13人が乗車でき、速度も昨年より速い35km走行できる車両で行いました。
発車時刻になると、車両についているカメラで車両付近の交通状況を感知し安全を確認後、バスが出発。途中、下り坂で時速35kmを超えるときは、自動でブレーキがかかります。また、バスは信号機も赤、青を認識することから、自動で進むか止まるか判断します。
万が一に備えてドライバーが乗車しているほか、大和富士ホール等でも車両状況を見守り運行しました。
(2)手動運転カートでは、榛原天満台地域から商業施設(Aコープ、コーナン)の近くまでを2つのルートで行いました。6人が乗車できるカート車両に、雨除けシートを装着し、防寒対策を行いました。時速19kmまでの走行ですが、車両がカートのためか、実際の速度以上に感じます。

通院、買い物支援など日常生活を支える移動手段として、今回の実証実験を基に全世代が住み続けられるまちの実現に向けて取り組みを進めていきます。

問合せ:政策推進課
【電話】82・3910【IP電話】88・9094

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU