※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。
(1)自分たちで作った白味噌で料理づくり!
~榛原地区まち協~
昨年11月26日に、子ども料理教室で、白味噌づくりを行いました。煮込んだ大豆をミンチにし、塩と糀(こうじ)を混ぜて慣れない手つきで味噌団子を作りました。1か月以上寝かせるととても美味しい白味噌になりました。お正月に利用した方も多く、家族で美味しくお雑煮を食べたようです。
2月4日には、この白味噌を使用して、味噌ラーメンと五平餅作りにチャレンジしました。
キャベツを切り、ひき肉を炒め、ラーメンの具材を手分けして用意。五平餅はクルミ入り味噌だれを作って餅にぬり焼きました。
できあがった料理に「味噌ラーメン、メチャ美味しいよ~」「五平餅も完成だ!」などと大満足でした。
苦手な野菜も自分たちで作ったお味噌で調理すると残さずに食べられるのかもしれませんね。
子どもたちにとって、貴重な経験をした2日間でした。
(2)移住定住に向けた空き家調査の実施
~菟田野まち協~
令和5年度事業として当まち協の地域部会では、人口流出によって増加している「空き家」についての取り組みを実施しました。
まず、空き家調査に関する知見を広めるために、6月に近畿大学工業高等専門学校 立神 靖久教授をお招きし、全国的な空き家の実態や地域の課題、また空き家に関する法律の改正について学びました。
その後、調査にあたり、空き家の定義や調査の方法等、部会で検討を重ね、市の政策推進課にも相談しながら、これなら調査できるとなったのが11月末。
また、菟田野地域の17自治会長にご協力頂き、2か月かけて調査を行い、約150件の空き家と思われる物件が浮き彫りとなり、調査内容を市に報告しました。
今後、市ではこの情報を活用して、所有者の意向調査などを行い、空き家情報バンクへの登録や移住につなげていく取り組みを行っていただきます。今後も、地域の情報を、まち協と市が継続的に共有していきたいと思います。
令和6年度では、まち協同士の横のつながりを強化し、他のまち協へ手法をご紹介するなど、共通のテーマになるように取り組みを進めていきます。
(3)薬草のまち宇陀市で薬膳カレーを提供
~宇陀市仕事づくり推進隊~
1月末で仕事づくり推進隊の任期を終了しました、入江 透です。
令和3年2月に市へ着任し、最初の半年は、人脈づくりに取り組むため、多くの方々とお会いするとともに、薬膳の勉強、試作品、そして野菜作りを行うなど、時間をつくり知識や経験を得ることに取り組みました。幸いなことに、空き店舗も皆さんのご協力をいただき、奈良県産材を使ってイメージ通りに仕上げることができました。
当店は、お客様一人ひとりの体質に合わせた薬膳カレーを提供しています。
そのためにも、これからも努力を惜しまず日々研究を行っていきます。
この3年間、隊員として活動するなかで、どのようにして生きていきたいかが見えてきました。「自分の為だけでなく、人の為に何ができるのか」、「自分の役目は何なのか」を少し気づけたような気がします。今後は、宇陀の自然を楽しみ、宇陀をもっと知るとともに、皆さんから与えて頂いたモノを少しずつ返していきます。
問合せ:TORU CURRY 大宇陀迫間56-1
※詳しくは本紙の二次元コード参照
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問合せ:政策推進課
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