◆能登半島地震に思うこと
元日の午後、テレビの正月番組を見ながらお節を味わっていたり、初詣中だったり、ゆっくり過ごしていたり、皆さんそれぞれに過ごしておられたことでしょう。そんなお正月気分は、緊急地震速報とその後の揺れ、次々と流れてくる被災地の情報に吹き飛ばされてしまいました。
コロナ禍の後、久しぶりに明るいお正月だと思っていたのに、災害は本当に時を選んではくれないのだと痛感した年明けでした。能登の被害の甚大さに悲痛な思いの日々が続いています。
大地震のたびに災害に備えなければと思うのに、しばらくすると気が緩んではいませんか?この機会に、備蓄や避難所への避難方法を確認しましょう。
また、「災害弱者」と呼ばれる、自力での避難が困難で支援を必要とする方がいます。障がい者、傷病者、高齢者、妊婦や子どもが思い浮かぶかと思いますが、それ以外にも、日本語が堪能でない外国人や、旅行者等も含まれます。今回の地震でも、能登に帰省中や旅行中に被災した方がいて、誰もが災害弱者になる可能性があることに気づきました。
災害時には平時以上に周囲との協力が重要になります。普段から自分も他人も大事にして、ひとにやさしいまちをつくっていきましょう。
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