~リラックスで免疫向上しましょう~
4月号では、加齢による自律神経の乱れについて触れましたが、読んでもらえましたでしょうか。今月は、自立神経と免疫機能の関係、そして、ご自宅でもできる方法を紹介します。
免疫機能強化の基盤は、自律神経の副交感神経が優位になることです。副交感神経は、睡眠中や食事中などの体がリラックスしてくるときに優位になります。
副交感神経が優位になると、毛細血管が緩んで栄養素や酸素を含んだ血液が体の末端まで届き、全身の細胞が元気になります。
また、血流にのって免疫細胞も全身のすみずみまで運ばれることになります。日が落ちてから夜にかけては、緊張状態の体をリラックスさせてしっかり休みましょう。年齢を重ねると副交感神経の働きが低下するので、特に注意しましょう。
◆ぬるま湯入浴中にストレッチ
40℃前後のぬるめのお湯に20~30分つかりましょう。毛細血管が広がり全身が温まります。湯船の中でストレッチすると、さらに血流アップの効果があります。
◆休憩中に腹式呼吸
腹式呼吸には、副交感神経を優位にして毛細血管を緩める効果があります。休憩中などに、他のことは忘れて呼吸だけに集中し、ゆっくりと鼻で深呼吸してみましょう。
◆就寝前にスマホを見ない
スマホやパソコンなどの強い光は、睡眠ホルモンが抑制されて自律神経の働きを低下させる原因になります。就寝直前は見ないようにしましょう。
問合せ:さんとぴあ榛原
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