■一般会計予算は、総額202億1,000万円
5月に市長選挙を控えていることから、いわゆる「骨格予算」となっています。予算編成に当たっては、“スクラップandビルド”、“選択と集中”の2点を認識しつつ、部署の枠を越えて取り組みを進め、「大和高原の中心都市として存在感が強い、誇りと活気あるまちづくり」、そして「誰ひとり取り残されないまちづくり」を実現させることを念頭に、継続事業は遅れることのないよう、当初予算に計上しています。
一方、政策的な予算、「肉づけ予算」は、6月以降の計上となります。その主な事業として、デジタル推進事業、脱炭素推進事業、市有施設の整理活用、防災・減災対策関連事業等を予定しています。
◆令和6年度当初予算
◇性質別一般会計 歳出予算額
・義務的経費とは…
歳出のうち支出が義務づけられ、あるいは任意に削除することができない経費のことです。
◆予算の概要
物価高騰の影響等から、一般会計の予算総額は、前年度の当初予算額との比較で2億3千万円(1.2%)増の202億1千万円の当初予算となりました。
歳入では、地方交付税が最も多く、続いて国・県支出金、市債、市税となっています。また総収入の75.7%にあたる152億8,891万円は国や県等からの依存財源であり、自主財源である市税や使用料、負担金、財産収入などは、総収入の24.3%となっています。
歳出では、民生費が最も多く、次いで教育費、衛生費、公債費、総務費となっています。
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