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薬草逍遥(やくそうしょうよう)

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奈良県宇陀市 クリエイティブ・コモンズ

毎回「薬草」に関わる内容を連載でお届けするコラムです。

■シオデ
一般的にはやや湿りのある林の中や、草むらなどで成長し草の上に伸び出ています。少し肥料を与えた畑で栽培すると太い茎になるので採集も楽です。雌雄異株(しゆういしゅ)で雌株の花は7~8月に黄緑色の菊のように花をつけたものを、一個ずつ下向きにつけます。
芽立ちや長く伸びた先端部の柔らかい部分を折り採り、さっと熱湯を通して、2~3センチに切って、かつお節としょうゆをかけて食べるとおいしい一品になります。酢みそあえ、ごまだれ、ピーナッツあえ、マヨネーズあえなど、どんな料理にも合います。
シオデは、春に伸びた新芽の形が牛のしっぽに似ているので、生薬名は牛尾菜(ぎゅうびさい)と言います。
山菜として利用することで、ミネラル分が吸収でき、強壮剤として働いて元気を出させてくれます。

※当市で「薬草活用講演会」をしていただいた村上光太郎先生の連載より一部抜粋

問合せ:商工産業課
【電話】82・5874【IP電話】88・9075

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