■「令和6年度 スタート! パーペチュアル・ヘルプ大学との連携協定締結!」
令和6年4月、今日から新しい年度に突入しました。皆さん、お待たせしました。兼ねてからお知らせしていました伊賀市行きのバスと村内巡回バスが、今日から運行しています。ぜひ、ご利用ください。また、6日には、いよいよ認定こども園の開園式が開催されます。新しい園舎で遊び、学ぶ園児の姿や子育て中の家族、友達同士が一緒に交流している姿が目に浮かびます。どうぞ皆さん!ご活用ください。
さて、山添村は、この2月5日、フィリピンのパーペチュアル・ヘルプ大学(以下パーペチュアル大学)と連携協定を結びました。この大学は、幼稚園・小中高を有する総合大学で、多数の日本の高校や大学と連携を結んでいます。また、日本からの留学生を受け入れている大学です。さらに、高校には日本語実技学科があり国内企業に実習生を送り込んだり、看護師を養成し、日本の施設に派遣したりしています。ENN(東奈良名張ツーリズム・マーケティング)の取組の中で三重県名張市と共に協定を結びました。海外旅行(インバウンド)の集客はもちろんのこと、教育や文化での国際交流、労働力活用のための交流を今後進めていきたいと考えています。
特に教育面では、現地の中高生とオンラインで交流をするなど、文化的な国際交流はもちろんのこと、語学力アップを目指し、日常的に英語でコミュニケーションをとれるような機会を作っていきたいと考えています。また、交換留学や語学留学の機会を作りたいとも考えています。早速ですが、現在5月にパーペチュアル大学から十数名の高校生が研修旅行に来られ、山添村にも立ち寄られる予定です。今後は、本村で滞在をしていただくときのためにホームステイのボランティアグループなどを募集したいと考えていますので、是非とも積極的なご参加をお願いします。
また、この協定の中で、パーペチュアル大学側は、将来、農業コースを作りたい考えを示されています。農業科のある分校にとっては、またとないチャンスです。農業での連携が取れたら素晴らしいことです。更に、労働力としても将来的な展望が見えるのではないかとも考えています。山添村の労働力不足を補うためにこの協定を活用し、パーペチュアル大学を通して、外国人労働者を迎え入れることも考えられます。迎え入れるための課題はあると思いますが、皆さんとしっかり話し合い、課題を解決していくつもりです。パーペチュアル大学との連携で、幾つかの将来像が浮かび上がってきました。村としても、実現に向けしっかり取り組んでいきますので、どうか、ご協力、ご支援をお願いします。
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