乳がん検診を受けましょう

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西和医療センター　乳腺外科部長
高島　勉　医師

乳がんは日本人女性で最も多いがんで、年間9万5千人が罹患します。女性の8～9人に1人が乳がんになるといわれています。がんとしては比較的若い年齢に多く、40代後半から60代前半にかけてが最も多い年齢層です。しかし、乳がんはがんの中では比較的おとなしい部類に入るため、早期に発見すれば10年生存率は90%以上であり、乳房温存手術やセンチネルリンパ節生検といった後遺症の少ない手術も可能になります。
乳がんの早期発見にはマンモグラフィーによる検診が大切です。40歳以上の女性は2年に1回受診できますので、ぜひ受けるようにしてください。
また、乳がんは体の表面にできるものなので、自分自身でも分かることが多いものです。乳房のしこりだけではなく、何か今までと違うという感覚も重要ですので、普段から自身の乳房を気にする習慣(ブレスト・アウェアネス)が大切です。

■1月23日(火)婦人科検診
場所：プリズムへぐり
※詳細は裏表紙の「ほけん事業予定表」を確認