■クビアカツヤカミキリとは?
特定外来生物のクビアカツヤカミキリはサクラ、ウメ・モモ・スモモ(バラ科)の樹木内部を食い荒らし、枯死させる恐れのある昆虫です。(中国・台湾・朝鮮半島・ベトナム原産)
◆特徴
成虫:全体的に光沢のある黒色で胸部が赤く、体長は2.5~4cm、活動期は5月末~8月末。
幼虫:4月~10月ごろに木の内部を摂食し、大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)を排出しながら2年~3年過ごす。
卵:6月~10月が産卵期間となり樹木の幹の中に卵を産み付けます。
◆クビアカツヤカミキリ及びクビアカツヤカミキリの被害と疑われる状況を発見した場合
成虫を発見した場合は、被害の拡大防止のためその場で踏みつぶす等して駆除してください。
また、成虫や以下のような状況を発見した場合は、被害拡大防止のため、平群町役場への情報提供をお願いします。
◇フラスが大量に発生している
フラスは、春から秋にかけて排出され、かりんとう状の形をしているものが多くみられる。
◇成虫の脱出孔
木の中で羽化した成虫が脱出する際に発生した穴。
脱出孔は、縦長の楕円形の形をしている。(※本紙写真参照)
早期発見、早期防除が被害拡大の防止につながります。平群町の桜等を守るため皆さまの監視の目が必要です。ご協力をお願いいたします!
被害発見の情報提供はこちら【電話】45-1439(住民生活課)
本紙写真提供:埼玉県環境科学国際センター
問合せ:住民生活課
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