「あって当たり前」のはずの公共交通が人口減少やコロナ禍での外出控え等で利用者が減り、減便を余儀なくされるかもしれません。
町内における主な移動手段は、路線バス、コミュニティバス、デマンドタクシー、鉄道(町内4駅)が運行しており、お出かけを支える公共交通として大きな役割を担っています。多様な移動を支える公共交通は、にぎわいも創出されることから、まちづくりにとっても大切な存在です。
特にエヌシーバス(株)を主体とする路線バスは、近年利用者も激減し、毎年2,000万円を超える赤字を抱え運行を継続しています。
このことから路線バスを運行する区域を対象に、7月27日(土)、8月4日(日)に奈良交通(株)、エヌシーバス(株)と共に「公共交通ネットワークの懇談会」を開催しました。懇談会では、「平群住宅線」および「近畿大学奈良病院線」の収支改善を図るため奈良交通(株)より「路線バスの運行計画変更(案)」の提示がありました。ご参加いただいた方から、現在の利用方法等のご意見をいただき、同時にバス利用に対するアンケート調査も6月~7月に実施しました。いただいた貴重なご意見を参考に、今後運行する公共交通が衰退しないよう考え、一人ひとりの理解と共に守り育てていく意識を持ち、そして行動(利用)し、未来の平群町へ共に繋げていきましょう。
※アンケート調査及び路線バス運行計画変更の結果は、町HPで報告します。
問合せ:総務防災課
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