消費生活相談室からのお知らせ

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■不用品の買い取りのはずが、大切な貴金属も強引に買い取られた!訪問購入のトラブルに注意を!
自宅に電話があり、「不用品を買い取っている」と言うので、衣服等を用意した。翌日、購入業者が来て、それらをすべて引き取ってもらうことになった。しかしその後、「貴金属はないか」と言われ、「ない」と何度も断ったが、査定だけでも、と言われ、何点か貴金属を見せた。全部で約1万円で買い取ると言われ、断ったが、長時間居座られ、強引に契約書にアクセサリー一式と記入され、買い取られてしまった。その後、冷静になり、1万円は安いと思うようになった。取り戻したい。

▽消費者のみなさんへのアドバイス
・購入業者が自宅に来て物品を買い取る、いわゆる「訪問購入」に関する相談が、ここ数年再び増加傾向にあります。また、契約当事者の8割近くが、60歳以上という特徴があります。
・訪問購入については、特定商取引に関する法律において、クーリング・オフや買い取り時のルールが定められていますが、それらを守らない購入業者によるトラブルが、多数見られます。
・購入業者は、勧誘前に消費者に勧誘を受けるかどうかを確認しないといけません。訪問時には、承諾を得ていない物品の勧誘や、長時間の勧誘等は禁止されています。契約時には、買い取る物品の種類や特徴、購入価格など法定の事項を記載した書面を交付しなければなりません。これらの書面が渡されていない、正しく記載されていないケースが見られます。
・訪問購入では、クーリング・オフ期間(契約書面を受け取ってから8日間)は購入業者に物品の引き渡しを拒むことができます。悩まれた際は、早めに消費生活相談窓口にご相談ください。

■困ったときは相談を　消費生活相談日
毎週木曜日午後1時～4時
※第4木曜日は午前9時～正午・午後1時～4時
※月により変更の場合があります。詳しい日程は、11月号広報の相談日のページをご覧ください。

問合せ：安全安心課
【電話】内線273