猫をはじめ、ペットは私たちの生活に安らぎを与えてくれるかけがえのない存在になっています。しかし、最近、猫の鳴き声やふん尿の被害、放し飼いについて、付近の人から苦情や相談が多数寄せられています。
エサをあげるだけの安易な飼い方はやめましょう。
■室内飼育に努めましょう
現在の交通事情や住宅事情を考えると、猫を室外に出すことはとても危険です。
室内飼育をすれば、交通事故、猫同士のケンカや感染症、迷子を防ぎ、ふん尿、鳴き声、敷地への侵入などによる近所とのトラブルが防げます。
■不妊去勢手術をしましょう
望まない妊娠による不幸な子猫を増やさないために、不妊・去勢手術を行いましょう。手術には、発情時の鳴き声やマーキングを抑止する効果もあります。
町では、飼い猫不妊去勢手術費用の一部(上限4,000円)を助成しています。申請方法などの詳細については、環境対策課へお問い合わせください。
■飼い猫であることを識別できるようにしましょう
万が一、飼育場所を離れてしまった猫も、迷子札や首輪に連絡先を書いておけば、保護されたときにすぐに飼い主のところへ帰ってくることができます。飼い猫には必ず名札などをつけるようにしましょう。
■飼い主のない猫にむやみにエサをあげないようにしましょう
飼う気がないのに、かわいそうだからとエサをあげてしまうと、爆発的に数が増え、その結果、猫はエサが足りなくなって、ごみを荒らす、住宅に侵入するなど、他人に迷惑をかけることになります。
また、猫同士のなわばり争いでけがをしたり、猫の事故死が増え、病気がはやるなど、猫にとっても住みにくい環境になってしまいます。不幸な猫を増やさないためにも、エサを絶対にあげないでください。
※猫などの動物が好きな人ばかりではありません。他人に迷惑をかけないよう責任をもって飼いましょう。
問合せ:環境対策課
【電話】内線132
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