警察官や消防士など危険性の高い仕事に就いていた方々に贈られる「危険物従事者叙勲」が発令され、斑鳩町からは、大川 日出美(おおかわ ひでみ)さんが受章されました。
■瑞宝双光章(警察功労)
大川さんは、昭和45年から平成23年までの41年間、大阪府警察本部の第二機動隊や各署の地域課、刑事課などで勤務し、うち30年間は刑事捜査官として勤務されました。
受章にあたっては、「同僚や家族などの支えがあったおかげです。」と謙虚に感謝の気持ちを話してくださいました。
「千葉国際空港の警備派遣など数多くの警備や捜査に従事してきましたが、今でも悔しくて忘れられないのは、機動隊で同僚だった隊員が盗難暴走車両にはねられ殉職したことです。後に犯人逮捕に貢献するに至り、本人はもちろん家族や同僚の無念を少しでも晴らせたかと思います。」と振り返られました。
現在は、聖徳太子マラソン出場や斑鳩ライジングというシニアソフトボールチーム(平均年齢79歳、最高年齢87歳)に参加され、最高年齢者をめざしてがんばっておられます。
受章を心よりお喜びし、なお一層のご活躍を期待いたします。
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