「令和6年斑鳩町二十歳のつどい」を、1月8日(祝・月)にいかるがホールで行いました。今年の対象者は、平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの278人。
あでやかな晴れ着やスーツなどに身を包んだ参加者は、友人や恩師などとの久々の再会に、記念撮影などで喜びを分かちあいました。
式典では、二十歳を代表して、北西睦生さん、青木雅弥さん、岡田夏海さん、新本寛起さんの4名が、「二十歳の主張」を発表し、それぞれの抱負や決意を語りました。
また、小・中学校時代の恩師からのお祝いのビデオレターや、斑鳩町出身で、現在オリックス・バファローズで活躍されている曽谷龍平投手からのサプライズメッセージも放映され、参加者からは笑顔があふれていました。
未来を担うみなさんに、たくさんの幸せが訪れますように!
■二十歳の主張(要約)
▽何事にも真剣に、謙虚な心を
私は小学校4年生からバスケットボールをしており、高校は県内有数の強豪校に入りました。しかし、高校の閉校が決まり、最後の試合でベスト4を逃してしまいました。今思えば、心のどこかで勝てると思って挑んでしまっていたのだと思います。ここから、どんな相手、事柄に対しても、自分を過信せず、謙虚な心を忘れず、いつも真剣に向き合うべきだということを学びました。これは大人になっても同じことだと思っています。
将来なりたい職業が絞りきれていませんが、高校の先生が言った「どうしようじゃなくて、こうしようというスタンスで」という言葉を胸に、とりあえず行動してみるということを心がけて頑張っています。
一人の大人としての自覚と責任を持ち、日々感謝を忘れず謙虚な姿勢を忘れない大人になりたいと思います。
斑鳩中学校卒業生 岡田夏海
▽夢や目標を追い続けたい
私は大学に通う現在に至るまで、斑鳩町で育ちました。保育園や小中学校の先生、友人や地域の方々に恵まれ、この町は最高のふるさとです。
大学では、スポーツや健康について学び、保健体育の教職免許の取得も目指しています。将来はスポーツの面白さを多くの人に共有できる仕事がしたいと考えています。第一志望の大学には合格できませんでしたが、今の大学に行くことができて、とても満足しています。この先も失敗は絶対にありますが、やり方によっては、失敗は成功に変わるかもしれない。これからまだまだ長い人生、常に前を向いて後ろ向きになりすぎずに、夢や目標を追い続けたいです。
最後に、今まで自分の背中を一番押してくれた両親には、感謝してもしきれません。本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
斑鳩南中学校卒業生 新本寛起
▽これからの未来に乾杯
人生の新たなステージがはじまるこの日、これからは社会の一員として、より大きな責任を持ち、自分の未来を切り拓いていくときです。大人になるということは、さまざまな困難に立ち向かいながら、自らの夢と目標に向かって前進していくことだと思います。周りの人々を大切に思い、互いに助け合いながら、成長していけるような大人になれればと思います。
二十歳のつどいは、一つの区切りですが、人生の旅はまだ始まったばかりです。みなさんも迷うことや失敗することもあるかもしれませんが、それらを経験として受け入れ、どんな時でも前向きに進んでいってください。
これからの皆さんの人生が輝かしいものであるよう、そしてこれからの未来に乾杯。
斑鳩中学校卒業生 北西睦生
▽自分が納得のいく人生を
私は今までずっと中途半端な人生でした。だから、得意なことや、自慢できることはありません。でも、楽しく毎日を過ごしており、今までの人生に後悔はありません。
私の人生の目標は平凡に平和に暮らすことです。人生の目標は人それぞれです。だから、他人と比べるのではなく、自分の目標に向かって自分の人生をつくっていきましょう。その目標が途中で変わってもいい、どんなことでもいい、自分が納得の人生であればそれでいい。私はそう思います。
私は子どもが好きで、教員になりたいという夢があります。ミニバスケットボールのコーチをするなどのボランティア活動もしています。目標を地道に叶えていくことが大切であるということを伝えられるような、そんな先生になりたいです。
斑鳩南中学校卒業生 青木雅弥
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