教育や福祉、地方自治などの各分野で極めて優れた功績を残された人に贈られる「春の叙勲・春の褒章」が発令され、斑鳩町からは中井 克巳(なかい かつみ)さんが受章されました
藍綬褒章(更生保護功績)
中井 克巳さん
中井さんは、平成16年以来、長きにわたり、保護司として、犯罪や非行を犯した人たちが再び罪を犯さず、社会の中で立ち直ることができるように支援し、犯罪や非行を防止するための社会づくり活動に熱心に取り組んでこられました。
受章にあたっては、「名誉ある章に、正直、私なんかがいただいてよいものかと、おこがましく感じるばかりです。」と謙虚に話してくださいました。
「保護司になった当初は、未成年者を担当することも多く、一人ひとり、その方の立場になって考え、立ち直りを支えてきました。担当した方が、希望をみつけ、意志をもって社会で活躍されている姿を見ると、保護司をやってきて良かったなと感じます。」とこれまでの活動を振り返られました。
また、「犯罪のない社会にするためには、誰もが見て見ぬふりをしないこと。行政や地域との関わりが大切。」とも述べられました。
受章を心よりお喜びし、なお一層のご活躍を期待いたします。
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