■介護保険料について
介護保険制度は、社会保険のうちのひとつであり、保険料や公費によって、介護を必要とする人の負担を少なくしようとするものです。
そのため、基準額は、3年ごとに策定している介護保険事業計画に基づき、決定されます。
みなさんから納められた保険料は、介護保険を運営するための大切な財源となります。みなさんのご理解とご協力をお願いします。
■第9期介護保険事業計画における介護保険料の基準額について
高齢者人口や要介護認定者などの増加に伴い、介護サービスにかかる費用などの増加が見込まれますが、健康寿命の延伸に向けた介護予防の取組強化や基金の取り崩しなどにより、令和6年度〜令和8年度における保険料の基準額は左記のとおりとなりました。
■令和6年度介護保険制度改正
福祉用具貸与の対象用具のうち一部は、利用方法(貸与または購入)を選択できるようになりました
福祉用具貸与での利用が長期間になる場合は、借りて利用するよりも購入して利用した方が費用を抑えられることがあります。
このたび、介護保険制度の改正が行われ、利用者の負担を軽減し、福祉用具の適時・適切な利用と安全確保の観点から、利用方法を選択できるようになりました。
選択の対象となる福祉用具は、次のとおりです。
貸与と購入を選択できるようになった福祉用具
・固定用スロープ
・歩行器(歩行車を除く)
・単点杖(松葉づえを除く)
・多点杖
※購入にあたっては、必ず介護支援専門員(ケアマネジャー)や福祉用具専門相談員の説明を受けてください。(介護支援専門員や福祉用具専門相談員は、選択にあたっての必要な情報提供と医師や専門職の意見、利用者の身体状況等を踏まえた提案をする必要があります)
※特定福祉用具販売事業者(都道府県から指定を受けている事業者)での購入に限ります。
※要介護・要支援認定者に限ります。
第9期(令和6年度~令和8年度)介護保険料額
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