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自治体の皆さまへ

9月9日は救急の日

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奈良県斑鳩町

~現役救急隊員に聞く! AEDとは? どう使ったらいいの?~

■AEDってどんなもの?
AEDは心臓に電気ショックを流す機器です。自動で流れるアナウンスにしたがえば、誰でも簡単で安全に操作できます。さらに、電気ショックが必要かどうかも自動で調べて音声で教えてくれます。
しかし、AEDを使えばすべての人が助かるわけではありません。命を救うためには、少しでも早く胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始め、絶え間なく続けながらAEDを使うことが最も重要です。

■AEDの電気ショックの役割
心臓が止まって間もないときは「心室細動」といって心臓が震えている状態の場合があります。この状態は心臓が止まっているのと同じで、血液を送り出すことはできず、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の効果が十分に得られません。そこで「心室細動」を取り除くために使用するのがAEDの電気ショックなのです。

AEDがすぐに用意できない時は迷わず胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行い、救急隊が到着するまで絶え間なく続けてください!!
119番通報をすれば胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法も消防が丁寧に伝えます。

■西和消防署東分署の救急隊員のみなさん
山本隊長
救急救命士であり、円滑な活動ができるよう隊員たちに指示を出す。活動の中心となるチームリーダー。

山崎隊員
救急救命士であり、現場経験が豊富なベテラン隊員。丁寧な接遇が持ち味!頼もしいお兄さん的存在。

松下隊員
機転はピカイチ!やさしい声かけに柔軟な対応力、安全第一に救急車を運転してくれる。

■AEDの使い方
3ステップ
(1)AEDのふたをあけると自動で電源が入ります。電源ボタンを押す機種もあります。
(2)音声案内にしたがい電極パッドを貼り付けます。貼り付ける位置は袋にわかりやすく絵が描かれています。
(3)音声案内にしたがい電気ショックを行います。不要な場合は「ショックは不要です」と流れます。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

■電気ショック(AED)の成功とは??

■その場に居合わせたみなさんの力が必要不可欠です!
突然倒れ、呼吸や心臓が止まってしまった人を助けるには、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をいかに早くはじめて、救急隊に引き継げるかが重要です。AEDは心臓が震えている状態のときに電気ショックを行い、細動をとりのぞくもので、心拍を再開させるものではありません。電気ショックの成功=心臓の震えがとれて心臓が停止した状態です。電気ショックを行った後は胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続けてください。救急隊が到着するまでの間に「誰か」が胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めていないと、救急隊が懸命に処置をしても助かる可能性は低くなってしまいます。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDの使用法を学ぶ救命講習もあります。ぜひ受講していただき、みなさん一人ひとりにその「誰か」になってほしいと願っています。

■応急手当普及員講習のご案内

問合せ:安全安心課
【電話】内線272

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