黒滝おこし 協力隊活動報告

12／21

◆あの日から3年
野口 浩司

3年前の9月末、黒滝村まで乗って来ようと思っていた車が壊れたため、急いで代わりの中古車を探し、布団やら最低限の調理具、着替えなどをパンッパンに積み込んで夜の高速を走ってやって来たのをはっきりと覚えています。
当時はアルゼンチンから神奈川県に移って約2年が過ぎたところでした。子どもがやっと幼稚園に馴染んだばかりだったので、次の春まではそのまま通わせようということになり、自分一人でやって来ました。
慣れない山仕事をこなし、家に帰ってくると独りぼっち、体はへとへと。それでも洗濯、食事の準備、お風呂など不慣れだった家事を毎日、毎日続けていました。
そんな時、出会った村の人達が「一人は大変だ〜」と玄関先にお惣菜や野菜をたくさん届けてくださいました。とっても助かりました。茶粥、朴の葉寿司はこの時学びました。
村民の方々のご親切は嫁、両親、親戚、友達、みんなに伝えました。とても嬉しかったので……。伝えたみんなも喜び、安心してくれました。
仕事では、林業にかかわる資格をたくさん取らせて頂きました。ありがとうございます。
引き続き、森林組合で仕事をします。黒滝村を大事に、家族を大事にして日々を送りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◆新メンバーを紹介します
▽体を動かすのが大好き
松浦 崇(まつうら たかし)

初めまして。2023年8月1日より、地域おこし協力隊木材利用隊員として採用されました、松浦崇です。妻と2人で移住してきました。よろしくお願いします。
わかすぎふれあいセンター1階の工房(元中学校技術室)で木材加工をメインに活動させていただいております。昨年、三宅町の専門校の家具工芸科で学び、卒業間近の2月に吉野町の家具屋さんで、少しお仕事をさせていただく機会をもらいました。そこで地域おこし協力隊の話を教えていただき、チャレンジしてみようと思い、応募させていただきました。先輩にいろいろと教わりながら、日々、商品作りに励んでいきます。
好きなものは、サッカー、コーヒーです。黒滝村SCに参加できて、楽しませていただいております。体を動かすことも好きなので、村のスポーツイベントにはできる限り参加しようと思ってます。通勤もほぼ歩いてますので、見かけたら気軽にお声掛けください。