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自治体の皆さまへ

新年の挨拶(2)

2/21

奈良県黒滝村

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

皆さまにおかれましては、新春を夢と希望、更にはご家族の幸せを願ってお迎えのことと存じます。議会を代表して謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

また、常日頃より村議会運営に関して、格別のご理解とご協力をいただいております事に、感謝とお礼を申し上げます。

昨年の統一地方選挙におきましては、私たち議員6名は村民の皆さまの信託を受け、村政の発展に取組始めてから1年が経過しようとしています。

本年も決意を新たに、ひらかれた議会、皆さま方との距離感を縮めるべく効率的且つ適正な議会運営のあり方を再検討し、村の振興・発展に微力ながらも寄与して参りたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、原油の高騰により長引く石油精製品の高値等は、私たちの「安心で安全」な生活環境を脅かし「不安で危険」な生活環境に豹変した年であったように思われます。私ども議会としましても、一刻も早くそうした状況を補うため、村民の皆さまへの生活支援の充実や負担の軽減策に取り組んでいかなくてはなりません。

こうした背景より、本村でも自然環境や資源を活用した黒滝村ならではの取組みの検討と事業化を進めていく必要があると考えております。補助金頼みの事業ではなく、民間企業との連携による各種取組みや、ファンド等を活用した資金調達の検討、自然環境や森林資源を活用した取組みを推し進めていかなければなりません。あわせて、災害を未然に防いでいくための積極的な放置林の解消や広葉樹林化の推進、同時に後世へ継承するための優良材の確保、課題はありますが少しでも解決していくための取組みが必要です。

これらの取組みは、むらづくり、地域づくりにかかわる大変重要なことであり、産業の育成、教育や福祉政策にも当然ながら関わってきます。

新しい年を迎え、改めて地方自治の本旨に従い、議会自ら住民の信頼と付託に応えられるよう、多様化する村民の皆さまのニーズを把握しながら的確に反映できる議会づくりに努力する所存であります。本年もまた村民の皆さまの議会に対する深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして年頭のご挨拶と致します。

黒滝村議会議長
九鬼 良三

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