文字サイズ
自治体の皆さまへ

黒滝おこし 協力隊活動報告

14/22

奈良県黒滝村

◆今月のゲンバ!
令和6年3月末で平岡俊道、酒井みなの2人が任期満了となります。卒業にあたっての思いや今後の抱負などをまとめました。

▽あっという間の1年
黒滝村地域おこし協力隊森林整備隊員として令和5年4月に着任してから、本当にあっという間の1年でした。
家族とともに黒滝村に引っ越した当初は不安もありましたが、周りの人たちの支えもあり、すぐに地域に馴染むことができました。子どもも毎日楽しく黒滝こども園に通っています。
林業の仕事でも、たくさんの経験を積むことができました。奈良県フォレスターアカデミーで学んだとはいえ、実際現場に出ると知らないことばかりで、毎日が勉強でした。繰り返すことで徐々に仕事を覚え、出来ることが増えていくのはとても楽しいです。
時に危険と隣り合わせの仕事ですが、仲間同士で声を掛け合い、安全確保に努めています。きつい仕事の合間に冗談を言い合える最高の仲間に恵まれ、充実した日々を送ることができています。
4月以降も黒滝村森林組合に残り、作業員として仕事を続けます。今後も家族ともども温かく見守っていただければ幸いです。
(平岡俊道)

▽これからもスギイロ
丸太をコ切る・土場・早うしもてよ・まわりしとく・しっぽりやなあ……
黒滝に来てから覚えた言葉です。
同じ関西育ちですが、新しい発見がたくさんありました。林業の道付け、間伐や大径木の伐倒、特殊伐採から市の競りまで、さまざまな現場をのぞけたのは大きな財産です。透かし彫り、朴の葉寿司や高野槙、白きゅうり、芋から育てる▽こんにゃく、杉の葉染も黒滝に来なければ知らないままでした。
コロナ禍の真っ最中に任期が始まり、最後の夏の昨年ようやくサマフェスに参加、東京の展示会にも行き黒滝をPRするなどできました。
手探りの中で、見えてきた答えがグリーンウッドワーク、切り立ての杉やヒノキ、雑木でのモノ作りです。春からもスギイロとして、グリーンウッドワークを中心に楽しみながら森や林業を学べるメニューを考え、黒滝に来る人を増やしたいと思います。5回開いたスギイロ市も、形は変わるかもしれませんが続けるつもりです。3年間本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
(酒井みな)

◎「黒滝おこし」は今回で終わります

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU