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令和6年度 予算(1)

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奈良県黒滝村

◆令和6 年度予算 主要施策の説明
一般会計:19億200万円
特別会計:3億6,523万円
公営企業会計:3億5,363万円
総額:26億2,086万円

令和6年度当初予算は、私が村長就任後初の当初予算となり、既存の事業を見直し、私のマニュフェストにもある「くろたき幸せプラン」の実現に向けて、改革、再構築、さらに、新たな施策を展開すべく、可能な限り積極的に決断し、引き継ぎ年度ともいうべき令和5年度やその前年度に比較して、拡張規模となる予算編成に臨みました。

プラン1の『ひとに優しいむらづくり』では、まず、通院タクシー利用助成に関しまして、助成金の上限額を、1回あたり5,000円から7,000円へと引き上げ、昨今のタクシー運賃値上げによる自己負担額の増加を抑えることができますよう予算を増額させていただきました。
猛威を振るっていました、新型コロナウイルス感染症に関しましては、昨年の5月8日から感染症法上の位置づけが、2類相当から5類に緩和されました。これにより新型コロナウイルスの予防接種につきましては、インフルエンザと同様に定期接種となります。接種を希望される高齢者の方に1件あたり5,000円の補助を行い、2,000円の負担で新型コロナウイルスワクチンの予防接種を受けていただけるよう応分の予算を計上しました。
以前に株式会社黒滝森物語村で実施していました移動販売事業が休止し、再開を求める声を聞いております。昨年12月議会の議員一般質問にもお答えしましたとおり、私としましても、地域の高齢者等が、ちまたでいう「買い物難民」といわれることなく、買い物支援、ひいては安否確認、見守りに繋げていくことも想い、所要の経費として約760万円を計上いたしました。
また、県補助金を活用し、寺戸公衆トイレのバリアフリー化を施して高齢者の方や障がいをお持ちの方にも安心して利用してもらえますよう、応分の改修工事費を計上いたしております。
わかすぎふれあいセンター図書室改修のための経費も予算計上し、文化レベルの向上、くつろぎの場、こどもの学習スペース、さらには不登校児や生徒への居場所が提供できますよう配慮してまいります。
診療所に設置していますX線撮影装置は、設置から10年が経過することから、映像処理装置と合わせて更新するため、785万円を予算計上いたしました。

プラン2の『安心・安全な環境で、生業・生活しやすいむらづくり』におきましては、村民生活や地域社会の経済活動を支える道路網である、県道赤滝五條線の道路拡幅に向けて、今後も奈良県による早期取組みに感謝しつつ、用地交渉等村として協力すべき行動も同様に推進し、一日も早い実現をめざしてまいります。
昨年度に、こもれびホール前に架かりました丹地橋の早期供用開始に向け、周辺道路改良工事費500万円を予算計上いたしました。
県道赤滝五條線の道路拡幅に伴い、かねてより設計に取り組んでおりました単身者向けの集合住宅の建設に向けて、本年度に地域優良賃貸住宅整備事業費として、9,582万円を計上いたしました。これにより、若者等の定住促進に大きく寄与できるものと、大いに期待しております。
生活環境関連では、引き続き簡易水道改良工事費1億3,450万円を、浄化槽設置工事では例年計上分と先ほどふれた集合住宅分を合わせて1,000万円計上いたしております。
また、以前から私の腹案でもありました、デイサービスセンターと国民健康保険診療所自家発電設備を設置するための経費、7,230万円を予算計上し、停電時のデイサービスや災害時による福祉避難所として、診療所においても同様に、安心・安全な環境を整えてまいります。
教育施設におきましても、こども園、小・中学校の防犯対策設備を整え、安心・安全な学び舎で、健全な保育、育みに資するよう努めてまいります。

プラン3の『持続可能な林業・商工産業の振興』につきましては、森林環境譲与税を財源とした事業費3,427万円を予算計上いたしております。昨年と比較しますと約1,000万円の増額となっており、安易に基金に積むことなく、できる限りその年度で事業化したいと考えております。

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