所長 阿部翔太郎
まだまだ寒い日が続いていますね。私も最近は生姜湯を飲んで、体調を整えております。皆さんも体にはお気をつけください。
今回は、鎮咳薬(咳止め)について少しお話してみようと思います。咳の原因が喘息や逆流性食道炎、心疾患の場合であれば、それぞれの疾患にあったお薬があります。当診療所で最も多いのはやはり風邪、風邪の後の慢性咳嗽(がいそう)です。咳は菌やウイルスを外に排出するのに必要なものなので、風邪をひいた数日は咳止めを飲まないほうが治りが早くなります。熱が下がって1週間から数週間たっても咳だけが続いている場合には、咳止めを処方させていただいております。しかしながら、ここ数か月間、コロナウイルス、インフルエンザウイルス感染症拡大のため、全国的に咳止め薬が少なくなっており、七ヶ宿町の薬局での咳止め薬が在庫を切らしております。どうしても咳止め薬が必要な方は、白石の薬局や、高畠の薬局までとりにいってもらう必要がございます。お手数おかけしますが、ご協力の程何卒よろしくお願いいたします。まだまだ寒い日が続くと思いますが、お体にはご自愛くださいませ。
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