宮城県沖地震(S53.6.12発生)、東日本大震災(H23.3.11発生)の体験を基に、今後の災害に備えるため、「みやぎ県民防災の日」の6月12日に峠田地区、滑津地区を会場に「6.12総合防災訓練」が行われました。
当日の訓練は、(1)震度6強の地震発生、(2)サイレンと防災無線による避難指示、(3)各地区公民館の一時避難訓練、を行いました。避難解除後、峠田公民館を会場に住民、消防団など関係者約50人が参加し、避難所の開設、運営訓練などを実施し災害時における役割などを確認しました。
また、昨年度に引き続き陸上自衛隊船岡駐屯地第10施設群によるAEDの使用や毛布を利用した担架による搬送について説明があり、続いて能登半島地震での活動体験を踏まえた防災に関する講話がありました。さらに炊き出し訓練も日赤奉仕団の皆さんのご協力をいただきながら実施しました。
訓練に参加した住民は、「いつ起きるかわからない災害に備えることの大切さと改善すべき点を確認することができた」と話していました。
■防災備蓄倉庫の概要について
今回は、役場に完成した防災備蓄倉庫について、設備や物資等を紹介します。
▽研修室
研修室は災害発生時に災害対策本部が設置されます。災害対策本部は災害に関する情報を集めて整理し、収集した情報をもとに消防や警察、自衛隊と連携して救援活動を行います。また、防災無線やLINEを活用して町民の方々へ情報を届けます。
▽備蓄倉庫
備蓄倉庫には食料や毛布、紙おむつ等の衛生用品、暖房器具など、主に避難所等の施設運営で必要なものを備えております。
▽各家庭での備え
最近、防災について家族や身近な人と相談したことはありますか?災害時に重要なことは自分や家族の命を守ることです。日頃からの備えとして、自分の身は自分で守れるようハザードマップ等で危険箇所を確認し、災害時にとるべき行動を確認しましょう。各家庭でも災害持ち出し品の確認や非常用バッテリー、飲料水の確保など日頃から確認を行いましょう。
※詳しくは本紙をご覧ください。
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