所長 髙畠恭介
■コレステロールのとりすぎに注意しましょう。
令和元年国民健康・栄養調査によると、コレステロールの摂取源は、卵50.1%、肉20.5%、魚介18.1%です。コレステロールを多くとると動脈硬化をすすめるLDLが高くなります。米国のコホート研究のプール解析によると、コレステロールおよび卵を多くとればとるほど、心筋梗塞、脳卒中および総死亡の増加が認められました(JAMA 321:1081-1095,2019)。LDLが高めの方は、コレステロールの吸収を抑える野菜などの食物繊維を多く摂り、コレステロールのとりすぎに気を付けましょう。
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