令和6年12月11日、12日に今回初めて子育て世代と事業者向けのまちづくり懇談会を開催しました。その意見交換について一部抜粋した内容をお知らせいたします。
■意見交換(子育て世代)
Q 子供が就職を考えた際に町内の企業が少なく、仕事が無いと町内に残る事は難しい。
A 仕事を作ることは大切と考えています。都会に出て働きたいということも認めなくてはいけませんが、七ヶ宿で働きたい子供のためにも、受け皿が必要と考えています。会社が合わなければ起業など、その支援を周りや行政が支援できれば良いと思っています。
Q スキー用具を一式揃えるのがお金の面で負担が大きい。お下がりを集めてスキー場で保管し、手入れして使うシステムがつくれないか。
A お下がり市をスキークラブで行っているので、保護者会と合同で実施すれば必要な用品も集まるのではないでしょうか。町だけではなく、外部団体の協力をもらうことも必要だと思っています。
Q 毎年中学生の学習発表会があるが、中学生が知らないだけで既にやっている事業や、取り組んでいたがやめてしまった事業の提案も多い。学習発表会をやる前に町の人に説明を受けるなど、正しい情報で発表できるようにしてはどうか。
A こども議会など、子供達の疑問やしてほしい事を投げかけて、大人が回答する機会を作れるよう、教育委員会とも話しています。子供達の考えすべてが実現できるわけではありませんが、可能性のあるものは検討しなくてはならないと思っています。
Q 子供の遊ぶ場所が足りない。共働きで親が不在の家に集まるのは安全性の問題もあり、好ましくない。外遊びも今の場所は危ない。空き家を改修して居場所が作れないか。
A 学校や保育所は開放しており、予約が入っていないときは、活性化センターも利用できます。あるものを使う工夫も必要と考えています。
Q 移住者は核家族が多いので、保育所の充実が必要。土日や夜の延長保育などが欲しい。
A 要望に応えると今の1.5倍は保育士が必要ですが、保育士を集めることは難しく、働き方改革もあり、必要以上の仕事を与えることができません。
Q 高齢者の方がいなくなると文化が途絶えてしまう。祭りや昔のことなど、子供たちが知る機会が少ない。経験や体験をできる機会を増やしていけないか。
A 人口が減ってきているが、今はまだ昔のことを分かる方がいるので、祭りのことなど教えてもらえる。移住してきた方々も行事に関わっていただけると心強い。
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