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≪特集≫ 7月6日 アクアリーナ・リニューアルオープン(1)

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宮城県七ヶ浜町

◆より安全に健康づくり
町民の皆さん、大変お待たせいたしました。令和3年2月と令和4年3月と相次いだ福島県沖地震の被害により、利用を中止していたアクアリーナのアリーナの改修工事がこのほど終わり、7月6日に2年5カ月ぶりにリニューアルオープンします。
改修では、より地震に強く、皆さんに安全に安心して使っていただけるよう工夫が加えられました。
また、レストランだった場所も改装し、新たに予約制の「アクアスタジオ」として再出発します。
この機会にぜひアクアリーナにお越し下さい。

◆アリーナの強化(1) 屋根の支柱の復旧
アクアリーナは、平成10年に「心の健康、体の健康」をキーワードに、地方公共団体としては珍しい会員制の施設としてオープンしました。
これまでの利用者数は5月末で、お陰様で延べ255万人に上ります。
今回の工事では、大きく分けて、(1)屋根を支える支柱、(2)屋内の天井の照明、(3)窓のサッシを改修しました。
まず、アクアリーナの楕円形の屋根を支える支柱の接合部分を復旧しました。
アクアリーナが開館したのは25年前の平成10年です。その間、屋根を支える支柱の接合部分が潮風による塩害でさびが出たり、近年頻発している地震や、日常的に建物にあたる風などの振動が影響したりして、経年劣化が少しずつ進んでいました。
本来なら支柱は、屋根の重さを均等に負担し、屋根を支えるものです。
しかし、支柱の経年劣化が進むことにより、そのバランスが崩れ、そこに地震による大きな力が加わり、一部の支柱が外れてしまいました。
アクアリーナは、阪神・淡路大震災以降の新しい耐震基準で建設されています。
このため、復旧工事にあたっては、屋根を支えている支柱の接合部分をすべて新築時の状態に戻し、地震に対しての本来の強度が発揮できるようにしました。

◆アリーナの強化(2) 天井の照明を固定し、LEDに
改修前、アリーナの照明は、図1のように天井からの宙づりの状態でした。これは、電球の交換や点検するときのために、昇降できるようにするためでした。
しかし、宙づりであるために地震で大きく揺れた場合、電灯がブランコのように揺れ、天井板にぶつかって、天井板も落ちる結果となりました。
このため、改修後は直に鉄骨に固定し、電球をこれまでの水銀灯から、消費電力が少なく、長期間持続するLEDに替えました。
LED化したことによりアリーナの明るさが、これまでより約1割明るくなります。電球色も水銀灯のオレンジ色から、より自然な太陽光の色味にしたことにより、実際には、それ以上に明るく感じることでしょう。

・明るくなったアリーナの照明
・強化されたアリーナの支柱
・図1 左が改修前の照明、右が改修後の照明
・図2 アリーナの全周(色の部分)のサッシを入れ替えました
※詳しくは広報紙をご覧ください。

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