◆健康になるための秘訣?私たちの減塩大作戦!
最近はちょこっと気軽に取り組める健康づくりなどが流行っていますが、家庭でも気軽にできる健康づくりってあるの?そんな方に朗報です!皆さんにぜひ、試していただきたいと話す健康づくり推進員の伊藤くみ子さんと赤間淳さん。
実は、このお二人、何年も前から密かにご家庭である作戦を実行していたんです。それはなんと!知らず知らずのうちに健康に近づいていくという作戦でした。
さらに、この作戦に今年度から加わったのが、塩釜保健所の栄養士の皆さん。5月の推進員の研修会で皆さんの心に火をつけたのです。
年の初めの健康放談?みんな健康でハッピーな一年にしましょう!
▽参加者
・町健康づくり推進員会長
伊藤(いとう)くみ子さん(代)
・町健康づくり推進員副会長
赤間淳(あかまじゅん)さん(吉)
・宮城県塩釜保健所地域保健福祉部総括技術次長・管理栄養士
狩野和枝(かりのかずえ)さん
▽七ヶ浜町は健康寿命ワースト?
町の健康づくり推進員は85名。「健康は私たちの手で守り、作りましょう」をスローガンに、健康に関する知識を学び、家族へ、そして地域へ広める活動をしています。
昨年5月の研修会では、まず初めに、塩釜保健所の狩野和枝さんが「なぜ減塩が必要か」と題した講話から始まりました。
令和2年度の特定健康診査・特定保健指導に関するデータによると、宮城県は、令和2年度でメタボ該当者とその予備群の割合が、全国47都道府県中46位で13年間連続ワースト3位以内。その中でも七ヶ浜町は、健康に生活できる期間である「健康寿命」が令和2年度で県内35市町村中、男女とも30位以下になってしまったというのです。
▽七ヶ浜の人は、しょっぱいのがお好き
狩野:私は、研修の時に七ヶ浜の残念な結果をたくさん話してしまいましたが、研修には若い人から年配の人まで様々な年代の人が参加されていて、この方々が推進員として活動してくれるのかなぁと、とても頼もしく思いました。
赤間:東北の人ってしょっぱいのが好きじゃないですか。昔、冷蔵庫がない時代に保存するのが難しいから塩漬けにしたり、おかずがない時にご飯に醤油をかけたりして食べていたと聞いています。
特に七ヶ浜の人たちは、しょっぱい味が大好きですね。でも食べ方ひとつなんですよね。今は昔より長生きする分、病気をする人も増えていますね。心筋梗塞、脳梗塞など食生活が一番の原因です。
伊藤:今は、テレビのコマーシャルでも減塩を言っていますね。私も推進員になったばかりの頃は、濃い味に慣れていたため物足りなさを感じて、なかなか減塩できませんでした。主人は高血圧だったのですがその様子を見ていたら、私も気をつけなくちゃと思いましたね。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>