神馬悟さんの写真集「七ヶ浜の野鳥」に登場する小鳥たち。小鳥とともに七ヶ浜の四季も映し出され、写真には撮影した時の様子や神馬さんのコメントが添えられています。ヒヨドリの写真には、庭でひなたちが成長していく姿を見守り、巣立つ日に親子そろって木に止まっていた様子を見た神馬さんは『「庭先を借りたお礼にきたのだ」と思った。そして、鳥たちも人と同じ感謝の気持ちを持っているのだと。』と添えています。この写真集には、七ヶ浜を訪れた小鳥たちの物語をも映し出しているような気がしてきました。
◇濃紫(こきむらさき)(「日本の伝統色」DICグラフィックス(株))
日本書紀によれば大化の改新後に7色13階の冠の制ができ、その最高位に深紫(ふかむらさき)が挙げられている。それ以来紫は諸臣の服色の最高位を占めていた。濃紫を単に濃色(こきいろ)といった。
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