■新型コロナウイルス感染症とワクチン
新型コロナによって重症化する割合は、65歳以上が高いため、この年代の方とこの年代に近く一定の基礎疾患がある方を対象に10月から定期接種を実施しています。
■接種対象者
接種時点で次の(1)または(2)に該当する方(1)七ヶ浜町に住所がある65歳以上の方(2)60~64歳の方で心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり、日常生活が極度に制限される方。(医師の診断書または、障害者手帳(1級相当)の写し等が必要です。)
■接種できる期間
10/1~翌年3/31
■使用するワクチン
定期接種で使用するワクチンは、オミクロンJN.1系統の株に対応したワクチンです。
医療機関によって取り扱いメーカーが異なる場合があるため、詳細は接種を希望する医療機関にお問い合わせください。
▽定期接種で接種できるワクチン(メーカー)
・ファイザー社
・モデルナ社
・第一三共社
・武田薬品工業社
・MeijiSeikaファルマ社
▽留意事項
接種を受ける前に必要性や痛み、疲労、頭痛などの副反応についてよく理解し、接種の判断をお願いします。
なお、インターネットやうわさなど様々な情報がありますが、ご自身で情報を確認し、判断をお願いします。
■ワクチンの効果
○新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナ感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。
○2023/24シーズン(令和5年度秋冬の接種)で用いられたオミクロンXBB.1.5系統対応ワクチンの効果として、新型コロナ感染症による入院を約40~70%程度予防した等の報告が国内外で行われています。
■ワクチンの安全性
※下表参照
各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応として、mRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎。組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
■予防接種健康被害救済制度
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。制度の利用を申し込むときにご相談ください。
問合せ:健康福祉課
【電話】357-7449
<この記事についてアンケートにご協力ください。>