取材・翻訳 マコウエン・レン
◆七ヶ浜で二つ目の家族ができた
姉妹都市プリマス町からの訪問団が帰国して、ちょうど半年が経ちます。ホストファミリーや訪問団の方々に関わった皆さんは、アメリカからやってきたその笑顔と七ヶ浜で一緒に作った思い出、絆は忘れられないことでしょう。12歳から14歳までの10人のプリマス町の子どもたちにとっても同じでした。
サラ・ディーコンさん(12)は、「ずっと前から日本が好きで、七ヶ浜のおかげで日本に行きたいという夢が叶った」と話しました。多くの子どもたちが、七ヶ浜の皆さんのことを「とても親切」や「親しみやすい」と話しています。さすが七ヶ浜!
七ヶ浜でカルチャーショックを感じ、新しい文化を楽しんだ子どももいました。インタビューで聞いたカルチャーショックは様々でしたが、やはりトイレやお風呂が驚きだったようです。
ライラ・シェイさん(14)は、公共のお手洗いについて「お手洗いの清潔さと床から天井まで届くトイレのドアが凄かった!」。ブリジェット・ブレイズデルさん(13)は、「アメリカの多くの人が、硬貨を使わず、貯めたり捨てたりしていますが、日本では硬貨にも価値があり、紙幣と硬貨が同じように使われていることに驚きました」。その他、「家族全員が同じお湯に入って、お風呂の中で石鹸を使ってはダメだというのがアメリカと全然違う」という話もありました。
日本のくらしを体験し、こんな些細なことからも異文化を感じ、理解ができたのではないでしょうか。ホストファミリーに対しての感謝と、とても温かい気持ちも伝わってきました。イザベル・グエンスナーさん(14)は、「本当に親切で思いやりがあり、一緒じゃなかったら決して知ることのなかったことを教えてくれました」。
リリー・デマルコさん(13)は、「ホストファミリーは、今まで会った中で一番良い人たちでした。いつも楽しくて充実した時間が過ごせるよう、本当にたくさんのことをしてくれました。ホストファミリーに感謝しています」。
ヴァイオレット・ルークさん(13)は、ホストファミリーとの好きな時間を振り返って、「朝食は一日の中で一番好きな時間でした。みんなと話をして、その日の計画をたてながらの食事は素晴らしかったです!」。
プリマスの子どもたちとホストファミリーは、七ヶ浜で過ごす期間、言葉の壁を乗り越えるために、ジェスチャーや翻訳アプリを駆使して、コミュニケーションを取り合い、たくさんの思い出を作りました。ヘンリー・ファラグさん(13)は「ホストファミリーと英語が通じて過ごしやすくてよかった」と話しました。ほとんどの子どもたちが「七ヶ浜で二つ目の家族ができた」。そう思ったに違いありません。
2023年のプリマス町青少年の写真を見たい方は是非、国際村で青少年の「Connect Plymouth」の展示をご覧いただき、メッセージをお書き下さい!
◆International Space Vol.2 国際交流員のヘザーが、宇宙や星にまつわるイベントを開催!
▽「ベガ号」in七ヶ浜
仙台市天文台の「ベガ号」で天体観測をします。
とき:2/23(金)(祝)18:15~19:30
募集人数:40名程度
申込期間:2/3(土)13:30~17(土)17:00
▽国際交流員と望遠鏡で星空を見よう!
とき:3/2(土)、23(土)18:00~19:00
募集人数:各10名
申込期間:2/3(土)13:30~29(木)17:00
※どちらも参加無料。お電話でお申し込み下さい。
問合せ:七ヶ浜国際村
【電話】357-5931
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