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宮城県七ヶ浜町

■Memories in Shichigahama
取材・編集・翻訳 国際交流員 マコウエン・レン

◇七ヶ浜での経験が私を成長させてくれた
細川 リサさん(旧姓:オブライエン)

今回のメモリーズ・イン・七ヶ浜では、27年前の話を皆さんに思い出してもらいたいと思います。
こちらの写真の方を、覚えていますか?そうです!1997年から1998年まで七ヶ浜に国際交流員として勤めていたリサ・オブライエンさんです!現在の名前は細川リサさんです。

七ヶ浜町がプリマス町と姉妹都市締結をして7年後に来町したリサさんは、プリマスとの関係の深まりと町の国際化の基礎に大変力を入れました。でも取材して気がついたことは、リサさんが思い出として大事にしていることは、町民の皆さんや七ヶ浜が与えてくれた影響です。では、その思い出と今の生活についてご紹介します。

まず、リサさんの七ヶ浜での最も印象的な思い出について聞かせてもらいました。リサさん:「私が一番印象深い思い出を決めるのは難しいのですが、異文化交流から生まれた多くの面白い瞬間を思い出します。そのひとつは、七ヶ浜町の子どもたちのためのハロウィン・イベントでした。

当時のALTであったカナダ出身のアリソン・リグと私は、大人の飲み会ゲームをベースにしたゲームを子どもたちのために用意しました。もちろんお酒は使わないので、誰かがミスをしたときに、罰ゲームのお酒の代わりに別の飲み物を考えなければなりませんでした。北米では、子どもたちは一般的に野菜ジュースを飲まないので、私たちは、にんじんジュースを選びました。

子どもたちが嫌がるだろうと思ったからです。しかし、私たちは間違っていました。日本のにんじんジュースは比較的甘く、子どもたちは大好きでした。そのため、子どもたちは、罰ゲームである、にんじんジュースを飲むためにわざとミスをするというゲームに発展しました。みんな大笑いでした。」

リサさんの現状についても聞きました。七ヶ浜を離れた後、大学院に進学するためにアメリカに帰りましたが、2008年に日本に戻りました。今、日本人のご主人と2人の娘(18歳と15歳)と一緒に東京都世田谷区の一軒家に住んでいて、2017年にご主人と一緒に「Third Space Tokyo」という会社を設立し、日本のクライアントにコンサルティング、翻訳、ライティング、編集といった英語サービスを提供しているそうです。

最後に、リサさんから皆さんへのメッセージを…

「人生には、歳をとらないとわからないことがたくさんあります。22~23歳の私が七ヶ浜の皆様のお役に立てたかは分かりませんが、経験させていただいたこと、支えていただいたことが私を成長させてくれたことは間違いありません。心から感謝申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」

リサさんの思い出や現状、または昔と現在の写真をもっと見たい方は是非、国際村で「Memoriesin Shichigahama」の展示をご覧いただき、メッセージを書いてみて下さい!

■海外探し in 七ヶ浜
~Foreign Adventures~
今年のEnglish Day Campのタイトルは、「海外探し in 七ヶ浜 Foreign Adventures」!「高山外国人避暑地」と「ヤーンアライブハウス」に訪問して、七ヶ浜にいながら世界を感じられる体験をします。国際交流員のヘザーとレン、外国語指導助手のルイスとキャメロンと一緒に、海外探しをしよう!

とき:3月24日(日) 9:00~12:30(国際村で8:45から受付)
対象者:小学6年生~中学3年生
参加料:200円
持ち物:飲み物、筆記用具
申込期間:3月2日(土)13:30~17日(日)17:00
電話で申し込み下さい。

問合せ・申込み:七ヶ浜国際村
【電話】357-5931

■第16回 七ヶ浜町青少年海外研修生 募集
今年の夏、姉妹都市プリマスへ訪問する中学生を中心とした青少年を募集する予定です。詳しくは後日お知らせいたしますので、参加希望の方はプリマスへ行きたい理由や目標、プリマスの方へ七ヶ浜のどんなことを伝えたいか等を考えておいて下さいね!

問合せ:七ヶ浜国際村
【電話】357-5931

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