【お散歩日和】出番ですよ～

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■希望を持ち続けたい

鈴木初雄(すずきはつお)さん[松]
七ヶ浜中央野球クラブスポーツ少年団団長

今年1月に町内の野球スポーツ少年団パイレーツとヤンキースの2チームを統合して、七ヶ浜中央野球クラブスポーツ少年団が発足しました。
私がパイレーツを立ち上げたのが45年前です。設立当時、団員は25、6名いましたが、近年は少子化などで子どもたちを取り巻く環境が大きく変わり、団員は年々減っています。
団員が少ない時には8、9人でした。しかも入ったばかりの1、2年生がいる場合は、すぐに試合には出せませんので、試合の都度、お互いに選手を借りたり貸したりして、これまでぎりぎりでやってきました。
統合する話は、4、5年くらい前からあったんですが、それぞれに伝統あるチームをなくすというのには抵抗もあり、なかなか進みませんでした。それが一気に進んだのが昨年です。このままではお互いにつぶれてしまうのではないかという危機感が今日の統合につながりました。
進めるにあたっては、自分たちのチーム名を残すことは考えずに、何もかも一からスタートさせる覚悟で臨みました。統合したことで団員は30名に増え、高学年と低学年による2チームが活動できるようになりました。
私がこれまで子どもたちに口すっぱく言ってきたのは、きちんと挨拶をすることです。登下校の際の子どもたちの見守り活動もしていますが、自らおはようと声をかけてくる子は少ないですね。挨拶するということは、相手に感謝の気持ちを伝えることでもあります。
私たちは、グラウンドに入ってくる人がいたら、だれであってもしっかり挨拶するようにと指導しています。
また、団体活動の中でお互いに助け合うことや上級生が下級生の面倒をみることなど縦の関係も大事なことです。
これからの目標は、ぜひ七ヶ浜からプロ野球選手が出てほしいと思います。以前は、高校野球の強豪チームに七ヶ浜出身の選手がいましたが、最近はあまり聞かなくなりましたね。私たちも甲子園に行って応援したいんです。プロになるのはなかなか難しいとは思いますが、希望を持ち続けたいと思います。

大会を主催し、開会式で堂々と行進する七ヶ浜中央野球クラブスポーツ少年団。4月13日に町野球場で開催された「SHICHIGAHAMA CHAMPIONSHIP 2024(シチガハマ チャンピオンシップ2024)」には、山形県朝日町など県内外のスポーツ少年団28チームが参加し、熱戦が繰り広げられました。

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Q：ナナイロミッケ!の5月のテーマは?
(ア)母の日　(イ)父の日　(ウ)子どもの日