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令和元年東日本台風災害から5年 災害の記憶を次の世代へ「丸森町鎮魂の日」

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宮城県丸森町

10月12日(土)、丸森まちづくりセンターを会場に、令和元年東日本台風災害5周年丸森町追悼式を行いました。式では、保科町長が式辞を述べたほか、10時に町内全域でサイレンが吹鳴され、犠牲者への黙祷が捧げられました。

■令和元年東日本台風災害5周年丸森町追悼式町長式辞より令和元年東日本台風による災害で、最愛の家族を突然失ったご遺族の皆様の心の痛みは、未だに消えることなくその心の悲しみに思いをはせるとき、お慰めの言葉もなく、ここに改めて哀悼の誠を捧げ、謹んでお悔やみを申し上げます。
町は、台風による土砂崩れや河川の氾濫などで、多数の住家が被災し、約200名の方々に仮設住宅での生活を強いるとともに、各種施設の被害総額が400億円を超え、町政史上最大の被害となりました。
「共に立ち上がろう次代へつなぐ新たな丸森(まち)づくり」を掲げてスタートした丸森町復旧・復興計画は、5年目を迎えたいま、一部の大規模な事業を残して、ほぼ完了が見えてまいりました。災害公営住宅等を整備し、住家に被害を受けた皆様への新たな住まいの提供をはじめ、被災した道路、農地、河川の復旧や、内水・治水対策としての新たな雨水排水ポンプ場の整備など、関係機関との連携のもと、着実に進んでおります。
復旧・復興はまだまだ先ですが、犠牲者への追悼の意を表し、記憶を後世に伝え、災害からの復興を誓う、本日の「丸森町鎮魂の日」において、将来にわたり安全・安心な暮らしができる町を目指すとともに、丸森町合併70周年となるこの年に、関係者一同、次の新しい時代に向かって、前を向いて歩み続けることを、ここにお約束いたします。

▽鎮魂の花火・ドローンショー
10月11日(金)には、令和元年東日本台風の犠牲者への追悼と町の復興を願って、丸森町商工会主催の「鎮魂の花火」が町民グラウンドから1500発打ち上げられたほか、200機のドローンが舞ったドローンショーでは、合併70周年を祝う文字や町の公式キャラクターも作られました。

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