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【特集】小斎地区の古民家を活用 保護猫シェルターをOPEN

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宮城県丸森町

■地域おこし協力隊の大浦友子(おおうらゆうこ)さんの保護猫活動を紹介
移住起業家を育てるプロジェクト「まるまるまるもりプロジェクト」のメンバー、大浦友子さんが小斎地区に「まるもふ保護猫シェルター※」をオープンしました。現在、シェルターに保護されているのは23匹の猫たち。これまでに猫11匹を新しい飼い主へ譲渡しました。
※保護猫シェルターとは、飼い主のいない猫や捨てられた猫を保護し、新しい飼い主との出会いを繋ぐ場所です。

大浦さんが保護猫活動に興味を持つようになったのは、6年前に自分自身が子猫を拾ったことがきっかけ。ボランティア活動に参加すると、猫を保護する際にかかるワクチンや検査、去勢・不妊手術などの費用を、寄付や自費で賄っている方が多いという現状を知り、それを支える制度が少ないことにも危機感を持ちました。活動を継続していくために事業化ができないかと考えていた大浦さんが出会ったのが、起業を応援する丸森町の取り組み。猫を大切にする文化が町に根付いていることも決め手となり、令和5年に移住し、丸森町の地域おこし協力隊として活動をスタートさせました。
今後は、譲渡会以外でも猫と触れ合ったりマッチングができる「譲渡型保護猫カフェ」や、ゲストハウスなどを拡張していく予定です。

▽まるもふ保護猫シェルター
【住所】丸森町小斎字北町場5番地
【電話】070-1159-2991
譲渡会は完全予約制で、毎月第4日曜日の11:00-16:00に開催しています。
電話かインスタグラムで連絡をお願いします。

連絡先:丸森町起業サポートセンター「丸森CULASTA(クラスタ)」(担当…山下、大野、佐藤)
【電話】050-6870-2309【メール】culasta@mamemugi-m.com

■空き家バンクで古民家と出会う
大浦さんは、丸森町空き家バンクを通じて小斎地区の空き家を知り、建物を改修して、今年シェルターをオープンさせました。空き家は築113年の古民家で、敷地内には母屋、離れ、納屋があります。母屋の一部と納屋の改修を終え、納屋だった建物をシェルターとして活用しています。納屋の改修は、片付けや珪藻土(けいそうど)塗りのイベントを開催したところ、多くの方にご協力いただいたそうです。今後母屋の改修も少しずつ進め、猫カフェやゲストハウスのオープンを目指しています。

■大浦さんに聞きました!
Q 自分の手でリフォームした箇所はありますか?
出費を少しでも抑えようと、砂壁の剥離(はくり)、珪藻土塗り、襖の貼り替えをしました。

Q 契約前に、空き家の所有者とどのようなことを話し合いましたか。
空き家には家財道具等が多く残っていました。所有者との話し合いで、私が処分を引き受けることにし、みなさんにお手伝いいただいたり、町の補助金を活用したりしながら片付けを進めました。

まるもり移住・定住サポートセンター「じゅーぴたっ」では、空き家の活用や処分の相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
空き家に関する町の補助金は、町ホームページでご確認ください。

連絡先:まるもり移住・定住サポートセンター「じゅーぴたっ」(阿武隈急行線丸森駅舎内)
営業時間:月~金曜10:00~19:00、土曜10:00~17:00
※日曜、年末年始休み
【電話】87-7837【メール】info@ju-pita.com

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