■上手なお酒との付き合い方
年末年始、何かとお酒を飲む機会が増える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人差はありますが、お酒は精神的な緊張をほぐし、ストレス解消や楽しい気持ちにさせてくれます。しかし、飲みすぎると心臓や血管に負担がかかり、血圧の上昇、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まる原因になります。
大切なのは、自分が飲んだアルコール量を知ることです。最近は、酒類大手各社が、純アルコール量(g)を表示するようになりました。健康に影響を及ぼさないよう、自分が飲酒しているアルコール量を確認してみましょう。
(1)適量を知っていますか
純アルコール量1日20g以下が適量とされています。
※女性、高齢者、お酒を飲むと赤くなる方はより少ない量
※純アルコール量の計算方法
お酒の量(ml)×アルコール度数(%)×0.8
例)ビール(5%)を500ml飲んだ場合 500ml×0.05×0.8=20g
(2)こんな飲酒はダメ!!
・短時間の多量飲酒(1回に純アルコール量60g以上飲むこと)
・他人への飲酒の強要
・不安や不眠を解消するための飲酒
・病気療養中の飲酒や服薬後の飲酒
・飲酒中または飲酒後の運動・入浴
(3)アルコールと仲良く付き合う方法
・自らの飲酒状況を把握する
・あらかじめ量を決めて飲酒する
・飲酒前または飲酒中に食事をとる
・飲酒の合間に水(または炭酸水)を飲む
・一週間のうち、飲酒をしない日を設ける
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
また、妊婦中、授乳中の方は飲酒をしないようにしましょう!
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